新緑とツツジの石尾根、雲取山を越えて~雲取山から三条の湯(1)
6/1 鴨沢~ブナ坂~雲取山~三条ダルミ~三条の湯~サオラ峠~のめこい湯
三条の湯。
奥多摩の最奥、雲取山の谷あいにある温泉。
どんなところか気になっていたが、なんとも行きにくい場所で、行ったことはなかった。
しかし、よくよく考えれば、以前行った飛龍山(「奥秩父へ足をのばす~雲取山から飛龍山」)より時間はかからなそうだ。週末の天気は回復しそうなので行ってみよう!
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朝4時半、家を出る。東京の予想最高気温は25℃。「暑いかな」とTシャツだけで出ようとしたが、外に出ると意外と肌寒い。上着を羽織る。
ここ3、4日、東京は雨続きだった。空は明るくなっているものの、どんよりとした灰色の雲が空を覆っている。
早朝の山手線は結構人が多い。新宿からの中央線は座れた。立川で青梅線に乗り換え、青梅駅でさらに乗り換え。ここでしばらく時間があるのでサンドイッチを食べる。
青梅駅からの奥多摩行きの列車の座席はいっぱいで、立っている人もいた。
奥多摩駅到着。バス停に向かってダッシュ。鴨沢行きのバスにはかろうじて座れたが、ちょっと遅れたら立つことになっていた。バスはぎゅうぎゅう。ドアがいっぱいいっぱいで閉まった。
鴨沢には予定通り到着。荷物を整えて、8時10分過ぎ、上着を脱いで歩き始める。
雲取山の登山口の案内板が新しくなっていた。鬼滅効果だろうか。
登山口から歩き始めてすぐに小袖集落の廃屋の横を通る。かつて人々が暮らしていた石垣や廃屋の跡が、今は登山道の景色の一部になっている。
それにしても今日はハイカーが多い。
前日までの雨の影響でトレールはぬかるんでいる。なだらかな登りが続く場所で、本当は走れるところなのだが、このぬかるみでは走れない。新品の黄色のシューズが、みるみる黒くなっていく。足がじんわりと冷たい。浸みてきた...。ゴアのトレランシューズにすればよかった。
泥道を恐る恐る歩いていたら、あとから来た登山靴の人に追い越される...
堂所。標高1,000mを超えたあたりで、道は登り尾根にのる。登り尾根も登れるが(「登り尾根は登れるか?)」)登山道は登山口から尾根をトラバースするようについている。
やがて道は左手の片倉谷に沿って上がっていく。萌える緑が濃い道だ。晴れていれば木々の間から富士山が見えるはずだが、今日は厚い雲の向こうに隠れて全く見えない。
小屋下分岐を左へ。七ッ石山の山頂には行かず、巻き道をブナ坂に向かう。
巻き道に入ると、地面にツツジの花びらが散らばっていた。花びらはあるが、木に花はついていない。きょろきょろしながら花を探して歩く。
猫の又。猫の又?猫の又っていうんだ。ここも道標が新しい。
左のブナ坂へ進む。
ブナ坂の手前で満開のツツジ現る。標高が上がって一気に見ごろに。
ブナ坂。鴨沢からの登山道と石尾根が合流する地点。標高は約1,450m。
広く開けた場所で、休憩している人も多い。
木々の間をこちらをうかがいながら、鹿がゆっくりと歩いている。人を怖がらない。
奥多摩では鹿に本当によく出くわす。昨年、七ッ石山山頂でもうろうろしていたっけ(「リハビリ山行、新緑の奥多摩」)。
石尾根に出ると、ツツジが美しい。満開でちょうど見ごろのようだ。
鮮やかなピンクと紫が、霧に霞む新緑の中で際立っている。写真は撮ったものの、この美しさを伝えるのは難しい。
石尾根の尾根道は快適だ。のんびりと走る。
ところが!しばらくするとデジカメの液晶がつかなくなった。電源を何回も入れたり切ったりしてもダメ。あきらめてスマホで撮影することにした。どうしたことだ...
五十人平野営場。かつて奥多摩小屋があった場所が、今はキャンプサイトがオープン。
綺麗な管理小屋もできている。水場の標識もある。テントを張る地面にはまだ草が生えていて、これから使われていく場所という感じ。
スマホで撮ったツツジ。安いスマホでもこれくらい撮れる。
この先、急な登りが3回ある。記憶では2回だったが、3回だった。足が疲れた。
だんだん雲が厚くなってきて、晴れ間も見えなくなった。走っていると暑いが、歩くと涼しい。ひゅ~っと涼しい風が吹き上げてくる。
雲取山山頂、2,017m。東京都最高峰であり、日本百名山のひとつ。山頂部は広く、石碑や山頂標識が立っている。5、6人が休憩していた。なぜかここでデジカメが突然復活。
時計を見る。鴨沢から2時間47分。なんとか3時間は切れたが、足が結構疲れている。特に登りで足を使ってしまった。
ちょっと風が冷たいが、しばらく休憩しておにぎりタイム。
雲取山から走ってきた石尾根を振り返る。いつもの構図。この眺めが好きだ。
腰を上げて出発。雲取山を越え、奥秩父へ続く縦走路を西へ向かう。
雲取山から三条ダルミへ、針葉樹の森の中を真っすぐに下る。静かな道だ。縦走路の喧騒が嘘のように、人の気配がなくなる。
三条ダルミ。縦走路と三条の湯・サオラ峠方面の分岐点。縦走路を直進すれば飛龍山へ続くが、今日のお目当ての三条の湯は左へ。
ここから先は、今まで来たことのない未踏のトレール。
さあ、行こう。
(次回に続く)
参考:
地図
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…