今年のレースに向けて己を知る~富士登山競争・五合目コース試走
5/17 富士吉田市役所~浅間神社~中の茶屋~馬返し~佐藤小屋~富士山スバルライン五合目
今年も富士登山競争を走る。
一昨年、去年と辛酸をなめたが(「第76回富士登山競争・山頂コース参戦」「第77回富士登山競争・山頂コース参戦」)。今年こそは山頂に行きたい。
五合目の雪が融けたので、早速、試走に行く。
まだ五合目までしか走れないが、五合目関門を突破するには、五合目まで走って現在の己の実力を把握する必要がある。
そして嬉しいことに、今年は職場の若者が富士登山競走・五合目コースを走るという。
彼にもまずは五合目コースの感覚を掴んで欲しいので、今日は一緒に五合目まで試走する。
スタートは富士吉田市役所。
市役所の前の碑には、富士登山競走の歴代の優勝者の名が刻まれている。
準備運動をして軽く走りだす。
始めは月江寺駅の方へ、平らな道を走る。そして、月江寺駅入り口交差点で左折し、ここから上り坂が始まる。富士浅間神社の手前で一瞬、平坦な道になるが、それ以外は山頂までず~っと上り坂である。
朝は寒かったので、ウインドブレーカーを羽織っていたが、すぐに暑くなって脱ぐ。
富士山駅に近い金鳥居。
晴れていれば、ここから雪が残る富士山が見える(「今年も富士山の季節がやってきた~富士登山競争・五合目コース試走」)。しかし今日は曇っていて全く見えない。
しばらく単調で真っすぐな上り坂が続く。突き当りの信号を左折し、一瞬平らな道を走れば、浅間神社。
浅間神社からまた、真っすぐに富士山に続く上り坂を走る。
ここからは、ひたすらまっすぐで道に迷うところもないので、職場の若者に好きなように走っていいよと告げる。
ばびゅーんと加速して、あっという間に見えなくなった。
新緑の気持ちの良い道を走る。斜度5%ほどの緩い上り坂をひたすらまっすぐ、ペースを落とさないように頑張る。
と、ばびゅーんと走って行ってしまった彼が、見えてきた。だいぶペースが落ちている。
どうも平地のペースで走ろうとしたらしい。それは無理である。平地でキロ5で走る人はキロ7.5くらいになる。緩くても坂道を侮ってはいけない。
先行くね、と言って追い抜く。
中の茶屋。
ひと休みして、プラティパスの水筒からゴクリゴクリと水を飲む。
ここからは、舗装も悪くなり傾斜もきつくなっていく。意を決して出発。
できるだけ淡々と、新緑を楽しもうという前向きな気持ちで、苦しさを誤魔化す。
歩きたくなる急坂もあるが、ステップを細かく切って走り切る。
レースの勝敗を決めるクリティカルポイント、馬返しに到着。
ここからトレールが始まるので、この先は渋滞しがちである。渋滞に巻き込まれないためには、本番はスタートから1:05以内で通過したい。
腰を下ろしてチョコバーをかじりながら職場の彼を待つ。
20分以上待ったので少し体が冷えてしまった。
十分休んでから一緒に走り出したが、すぐに後ろに見えなくなってしまった。
ちょうどツツジが満開。きつい試走も楽しくなってくる。
富士登山は今は五合目からが一般的だが、かつては一合目の馬返しから徒歩で登らなければならなかった。
いくつもの山小屋の跡が、当時の賑わいを忍ばせる。
ゴールの佐藤小屋の直前で、登山道から舗装道路に出る。
ここで迷ってはいけないので、職場の彼を待つ。
40分くらい立ったり座ったりしながら待った。これでは予選通過は厳しいかな。でもレースに向けて己を知ることができてよかったね。
佐藤小屋に到着。まだ山開を迎えていない小屋はひっそりしている。
今日はここがゴール。
金鳥居からは雲に隠れて富士山が見えなかったので、五合目より上はガスだと思っていたが、山頂まで雲はかかっていないようだ。
林道をたどり富士スバルライン五合目まで歩く。
林道への入り口には、通行料を徴収するためのゲートを建設中。
五合目でタイミングよく来た河口湖駅行きのバスに乗る。富士山世界遺産センターで下車してふじやま温泉まで歩く。バス停から15分もかからない。
温泉に入って、食事をして、富士急ハイランドの高速バス乗り場からバスに乗って帰京。
充実した一日だった。
(富士登山競走五合目コース試走、完)
参考:
地図
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赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…