パウダーをつないでブナの森で遊ぶ~信越・鍋倉山
2/15 温井~鍋倉山往復
知人に誘われ、信越の鍋倉山へ。
鍋倉山は、新潟県と長野県の県境、信越トレイルの一角をなす標高1,288mの山。日本有数の豪雪地帯で、山全体がブナの天然林に覆われている。
直登する登山道はないが、今の時期は、麓の温井(ぬくい)集落から、その美しいブナの森を見ながらスキーで往復することができる。
除雪終了点に車をとめて出発。
朝早いが、すでにたくさんの先客。
尾根のとりつきまで、ほぼ林道に沿って歩く。
途中、電柱が雪から頭を出し、その電線が胸の高さであることに驚く(首に引っ掛かるかと思ったよ。)
生ぬるい空気に重い霧。完全武装で歩き出したが、途中で暑くなりミッドレイヤーを脱ぐ。
朝日がぼんやりと見えてきた。
今日の天気予報は、晴れ。天気予報を信じたい。
尾根のとりつきまでやってくると、青空が広がる。
さっきまでの濃い霧は、足元で雲海になっている。
いよいよ本当の登りが始まる。
始めはちょっと急な斜面。昨日までの新雪と相まって、トップはズリズリ、ズボズボと苦労して登っている。
みんな汗びっしょりだ。
うさぎの足跡。こうした動物の営みをみるのも雪山の楽しみの一つ。
最初の急登をこなせば、尾根が緩み悦楽のスキー登山である。
これが鍋倉山のブナの森。
2月とは思えないほど陽射しが強く、ブナの枝からぽたぽたとしずくが落ちる。
時折吹く風が心地よい。
頂上はもうすぐ。あっという間の登りだった。
さすがに頂上付近は気温が低い。ブナの枝についた霧氷が残っている。
山頂に到着。
名だたる信越の山々が近い。左から、黒姫山、高妻山、妙高山、火打山、奥には白馬岳も頭をのぞかせている。どの山も一級の山スキーエリアだ。
スキーを脱いで、ゆっくり休憩。
写真には写ってないが、山頂は20人を超えるスキーヤー、ボーダーがいて賑やかだ。
西は上越の展望。
谷川岳から越後駒ケ岳まで、国境稜線の峰々が壁のように連なっている。
あの稜線を完全登破するのが1つの目標だったが、かなうときはくるのだろうか...
時間はたっぷりあるので少し遊ぼうか、と腰を上げる。
気がつけば、あれだけたくさんいたスキーヤーやボーダーはすでに思い思いの方向へ滑り降り、我々は出遅れた。
まずは一本、北の斜面を滑り降りる。
いつものことながら、滑るのはあっという間。中腹まで下りる。
地形と風のいたずらで、雪質はさまざまだが、膝上まで潜るふんわりパウダーも多くて最高に楽しめる。
お約束の登り返し。
滑った分を山頂まで登り返す。最高の天気、最高の雪質、最高の景色で登りも楽しい。
山頂に着いたら、すぐに下山開始。
麓から登ってきた尾根の南の尾根をトラバースするようにしながら、沢に下りていくルート。
信越トレイルを見ながら下りていく。こう見ると信越トレイルの稜線は魅力的に見えるが、標高が低いので走ったら暑いだろうか。秋なら気持ちいいかな。
パウダーをつなぎながらブナの森で遊ぶ。
尾根のとりつきまで下りてきた。
パウダーはこの斜面が最後。思い切って突っ込む。そして、今日初めて転倒。それも大転倒。ウエアのいたるところに雪が詰まってしまった。明日も着るのに...
残りは、林道沿いに下る。雪が重くなっていて、傾斜がないところは少々苦労する。
最寄りの飯山・湯滝温泉へ。
千曲川を眺めながら露天風呂につかる。は~、楽しい一日だった。
鍋倉山は手軽にのぼれて雪もよく、一日遊ぶのにちょうどいい山だ。こんな山が近くにあればな~。
(鍋倉山、完)
参考:
コースガイド
|
|






















赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…