パウダーをつないでブナの森で遊ぶ~信越・鍋倉山

2/15 温井~鍋倉山往復

知人に誘われ、信越の鍋倉山へ。

鍋倉山は、新潟県と長野県の県境、信越トレイルの一角をなす標高1,288mの山。日本有数の豪雪地帯で、山全体がブナの天然林に覆われている。
直登する登山道はないが、今の時期は、麓の温井(ぬくい)集落から、その美しいブナの森を見ながらスキーで往復することができる。

20250215鍋倉山・除雪終了地点

除雪終了点に車をとめて出発。
朝早いが、すでにたくさんの先客。

20240215鍋倉山・林道を登る

尾根のとりつきまで、ほぼ林道に沿って歩く。
途中、電柱が雪から頭を出し、その電線が胸の高さであることに驚く(首に引っ掛かるかと思ったよ。)

生ぬるい空気に重い霧。完全武装で歩き出したが、途中で暑くなりミッドレイヤーを脱ぐ。

20250215鍋倉山・朝日がぼんやりと見える

朝日がぼんやりと見えてきた。
今日の天気予報は、晴れ。天気予報を信じたい。

20250215鍋倉山・霧を抜けた

尾根のとりつきまでやってくると、青空が広がる。
さっきまでの濃い霧は、足元で雲海になっている。

いよいよ本当の登りが始まる。
始めはちょっと急な斜面。昨日までの新雪と相まって、トップはズリズリ、ズボズボと苦労して登っている。
みんな汗びっしょりだ。

20250215鍋倉山・ウサギの足跡

うさぎの足跡。こうした動物の営みをみるのも雪山の楽しみの一つ。

20250215鍋倉山・途中で尾根が緩む

最初の急登をこなせば、尾根が緩み悦楽のスキー登山である。

20250215鍋倉山・ブナの森と青空

これが鍋倉山のブナの森。
2月とは思えないほど陽射しが強く、ブナの枝からぽたぽたとしずくが落ちる。
時折吹く風が心地よい。

20250215鍋倉山・頂上はもうすぐ

頂上はもうすぐ。あっという間の登りだった。

20250215鍋倉山・青空とブナについた雪

さすがに頂上付近は気温が低い。ブナの枝についた霧氷が残っている。

20250215鍋倉山・山頂から信越の山々

山頂に到着。
名だたる信越の山々が近い。左から、黒姫山、高妻山、妙高山、火打山、奥には白馬岳も頭をのぞかせている。どの山も一級の山スキーエリアだ。

スキーを脱いで、ゆっくり休憩。
写真には写ってないが、山頂は20人を超えるスキーヤー、ボーダーがいて賑やかだ。

20250215鍋倉山・山頂から上越の山

西は上越の展望。
谷川岳から越後駒ケ岳まで、国境稜線の峰々が壁のように連なっている。
あの稜線を完全登破するのが1つの目標だったが、かなうときはくるのだろうか...

時間はたっぷりあるので少し遊ぼうか、と腰を上げる。
気がつけば、あれだけたくさんいたスキーヤーやボーダーはすでに思い思いの方向へ滑り降り、我々は出遅れた。

まずは一本、北の斜面を滑り降りる。

20250215鍋倉山・北斜面

いつものことながら、滑るのはあっという間。中腹まで下りる。
地形と風のいたずらで、雪質はさまざまだが、膝上まで潜るふんわりパウダーも多くて最高に楽しめる。

20250215鍋倉山・山頂へ上り返し

お約束の登り返し。
滑った分を山頂まで登り返す。最高の天気、最高の雪質、最高の景色で登りも楽しい。

20250215鍋倉山・下山開始

山頂に着いたら、すぐに下山開始。
麓から登ってきた尾根の南の尾根をトラバースするようにしながら、沢に下りていくルート。

信越トレイルを見ながら下りていく。こう見ると信越トレイルの稜線は魅力的に見えるが、標高が低いので走ったら暑いだろうか。秋なら気持ちいいかな。

20250215鍋倉山・ブナの森を滑り降りる

パウダーをつなぎながらブナの森で遊ぶ。

20250215鍋倉山・尾根のとりつきまで下りて来た

尾根のとりつきまで下りてきた。
パウダーはこの斜面が最後。思い切って突っ込む。そして、今日初めて転倒。それも大転倒。ウエアのいたるところに雪が詰まってしまった。明日も着るのに...

残りは、林道沿いに下る。雪が重くなっていて、傾斜がないところは少々苦労する。

20250215鍋倉山・湯滝温泉

最寄りの飯山・湯滝温泉へ。
千曲川を眺めながら露天風呂につかる。は~、楽しい一日だった。
鍋倉山は手軽にのぼれて雪もよく、一日遊ぶのにちょうどいい山だ。こんな山が近くにあればな~。

(鍋倉山、完)

参考:
コースガイド

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