鉄道移動日、サワーイー・マドプルヘ~インド、ラージャスターン州の旅(9)
1/3 ウダイプル~サワーイー・マドプル
(前回の続き)
朝起きて、まず散歩。8時半にならないとカフェもやっていない。
昨日に続いてGangaur Ghatにやってきた。
今日は湿った霧、灰色の空。
カモが群れをなし浮かんでいる。
その向こうには、Google先生曰く、Viraana Chabutraという島、というか建造物か?中には雑草が茂っている。
川沿いを散歩。人通りが少なくて静か。
この手の絵は、おそらくヒンズー教寺院。
Gypsy Jodoというカフェで朝食。ここはコーヒーらしいコーヒーを出してくれる。おまけに通りに面しているが、戸を閉めると外のけたたましい雑音が全く聞こえず静か。インドでは珍しく落ち着ける場所。
生のトマトは心配なので、トマトとチーズを一緒にトーストしてもらう。
朝食後に散歩再開。
おとといの夜、あまりにもカオスで渡るのが恐ろしかった橋も、渡る人は少ない。
寺院のある街の中心部に戻る。人だかりの店があったのでのぞいてみる。すすめられるまま、注文。
ウダイプルの名物らしい。見た目は、サーターアンダーギーのような油で揚げたドーナッツ。でもカレーの香りがプンプン。そして不思議なことに、カリカリのカレードーナッツにカレースープをかけて、ぐちゃぐちゃにして食べる。今までのカレーよりスパイシーで辛い。ドーナッツの中にはベジカレー。よくわからないがおいしい。
お客のおじさんに、My friend、日本の地震をニュースで見たよと、話しかけられる。インドでは、自称友達のおじさんによく話しかけられる。
11時、ナチュラルレイクビューで早めの昼食。でもまだブレックファーストしかなかった。またベイクドサンドをオーダー、やっぱり出てくるのが遅い。朝は涼しかったが、晴れてきて今まで一番の青空が広がる。暑い。
最後のウダイプルの景色を目に焼き付ける。
そして、予約しておいたリキシャで駅へ。
ウダイプル・シティ駅。電光掲示板を見てホームへ。
おっと、その前に、モディ首相の立て看板と一緒に写真を撮っておこう。
ホームに水道がある...でも絶対飲めないやつ。
出発まで30分以上あるが、すでに列車はホームにいた。この列車でランタンボール国立公園の最寄り駅のサワーイー・マドプルに行く。
日本ではありえないほど長い編成の車両を一つ一つ見て、自分の予約した席を探す。
寝るわけではないが、予約できたのは3段寝台の下の席。
10代と思しき女の子2人が先客。チャイナとか言っているので思わず訂正する。女の子たちは一瞬目を見開いて、苦笑い。
インドで中国人に間違えられるのは危ない。
列車に揺られる。昼が早かったせいか腹が減った。持参したバナナと魚肉ソーセージで紛らわす。
時間がゆっくりと流れる。ずっと座ってスマホを見たりメモをとったり。通路側に座っているので景色はよくわからないが、おそらく乾いた茶色い大地に木がぼちぼち生えた景色が途切れることなく続いているのだろう。
スマホは、ドコモのahamoのローミングを使っているが。電波が来ていてもネットがつながらないことが多く不安定。周りのインド人は普通にスマホを見ている。残念。
よくわからない駅弁らしきものを売りに来る。チャイはしょっちゅう売りに来る。来るたびに値段も大きさも違う。おそらく個人商店が駅で乗り込んできて、売るだけ売って次の駅で下りるのだろう。
19時半すぎにやっと目的地、サワーイー・マドプルに到着。車内放送はよく聞こえないが、GPSで確認した。本当に便利になったものだ。
列車の扉は手で開ける。停車する前に開けている人がいた。開いてしまうのが怖い。
駅でリキシャを捕まえて宿へ。
腹減った。まずホテルのレストランで食事。ベジタリアンかつビールなし...。カレー焼きそばみたいなもの(チャーメン?)と、なんかの野菜のカレー。
部屋に戻り、シャワー(やっぱりタンク式)を浴びてすっきり。
部屋は清潔、そしてなぜか暖かい。
快適に眠りにつく。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…