ジョードプルの街を散策~インド、ラージャスターン州の旅(4)

12/30 ジョードプル(メヘラーンガル砦)

前回の続き)

20231228 インド・ラージャスターン、メヘラーンガル砦に沿って歩く

メヘラーンガル砦を出る。
岩山の先端に行きたいので、なるべく砦に沿って、岩山をトラバースする道を歩いていく。

20231228 インド・ラージャスターン、岩山をトラバースする青い道

昨日歩いた、青い建物が多い道に出た。子供の群れだ!少し警戒。

20231228 インド・ラージャスターン、砦のほうに上がる階段

砦のほうに上がる階段を発見。上ってみる。
青い階段、両側に様々な絵が描かれている。

20231228  インド・ラージャスターン、メヘラーンガル砦が近づく

青い階段を上り、謎の建物に沿って右へ。また階段を上る。
砦が近づいてきた。

20231228 インド・ラージャスターン、ハティヤ・バカール、バラジ寺院

尾根にでた。船のへさきのような岩山の先端に建物が建っている。
ハティヤ・バカール、バラジ寺院というらしい。行ってみたが残念ながら閉まっていた。

20231228 インド・ラージャスターン、マー ジュワラムキ デヴィ寺院

振り返ると、へさきの付け根に当たる部分にも建物が建っている。
こちらは扉があいていた。なんだかよくわからないが、入り口に脱いだ靴が置いてあるので、靴を脱いで入ってみる。
建物のなかは薄暗く、床がひんやりとする。小部屋に彫像(?)、近くに男性がひとり座っている。ヒンディー教寺院だった。

20231228 インド・ラージャスターン、マー ジュワラムキ デヴィ寺院からの眺め

寺院の窓からは、岩山の向こう側の街並みがよく見える。こっちも青い。

来た道を戻る。

20231228 インド・ラージャスターン、パンチムキ バラジ寺院

階段の突き当りにあった謎の建物。パンチムキ バラジ寺院というヒンディー教寺院らしい。

20231228 インド・ラージャスターン、vijayで昼食

街に戻り、ラージャスターン料理のVijayで昼食。
ツーリスト向けのレストランではないようで、地元の人とおぼしき人が食事をしている。お値段も手ごろ。
英語メニューもあるが、英語メニューをみてもなんだかよくわからないのは変わらない。おすすめを注文。

なんだかわからないものがきた。うまい。
すべてベジタリアンだが、バターふんだんに使われ、こってりしていて食べごたえあり。インド料理はベジタリアンでも体に悪そうだ。

他のお客さんがラッシーをスプーンでつつきながらおしゃべりをしている。
ラッシーは飲むヨーグルトようなのものだと思っていたが、ここのはちょっと違うようだ。注文してみた。
やってきたラッシーはグラスに入っているものの、飲むヨーグルトではなく、ヨーグルトとアイスクリーム間くらいの硬さ。
スプーンですくってひと口。あま~く冷たいヨーグルト。そしてクランチしたナッツが食感に変化を与える。
これはこれでうまい。

食後は、昨日の階段井戸を見下ろすカフェで休憩。歩き疲れた。
井戸に飛び込む子供たちを眺めながら、冷えたビールを一杯。

いったん宿に戻って電気屋の場所を教えてもらう。Google先生で調べても近くに見つからなかったが、時計台の近くにあるという。
デジカメを充電するためのUSBケーブルを持ってくるのを忘れてしまったのだ。
早速、時計台に向かい、スタンドのような電気屋を発見。デジカメのUSBの差込口を見せて、下手な英語で説明すると、すぐにケーブルを出してくれた。
デジカメに接続し、ちゃんと充電できることを確認して、お金を払う。
助かった。

そのまま、時計台周辺の市場、サダル・バザールをぶらぶら。

20231228 インド・ラージャスターン、ジョードプル、サダル・バザール

食料品や日用雑貨、衣類の露天や店が軒を連ねる。
野菜の種類は豊富で、大根やソフトボールより大きいナスなど様々。

20231228 インド・ラージャスターン、ジョードプルの夕日

夕食は、ホテル・パル・ハヴェーリの屋上にあるちょっとお高いレストラン、Indique。城壁の見える席は予約がいっぱいだったが、予約の時間が来るまで座らせてくれた。
うすぼんやりとした夕日が沈んでいく、いや、地平線に近づくにしたがってだんだん薄くなって消えていく。

20231228 インド・ラージャスターン、indiqueから城壁ビール

そしてまたビール、King Fisher。ビール以外の酒もあるが、とても高い。
料理も昨日のちょっとお高い昼食のレストラン(城壁が見下ろす青い街、ジョードプル)より、1.5倍くらい高い。

20231228 インド・ラージャスターン、ジョードプルのindiqueの料理

チキンカレーとなんだかよくわからないカレー、ナンを注文。
ナンは、ここに限ったことではないが、日本のものとは全く違う。ぺったんこで、モチモチでどちらかといえば、チヂミ。
チキンカレーは、ほろほろとくずれるまで煮込まれた鶏肉がこれでもか!というくらい入っている。すりおろした生姜も効いている。これはうまい。
もう一つのなんだかわからないほうも、具だくさんでおいしい。さすが、高いだけのことはある。

残照が消え、すっかり暗くなると、肌寒いくらい気温が下がる。プロパンガスのヒーターに火が入れられる。
後ろの通りからは、大音響の鐘の音と、それに負けないくらいの歌声が聞こえてくる。お寺だろうか?
高級レストランにしては、ちょっと変わったBGMだ。

20231228 インド・ラージャスターン、ジョードプルの宿のバー

ビールばかりで飲み足りないので、宿に戻って屋上のバーへ。
ラムとソーダを注文。このラムが期待以上にうまい。インドのスピリッツ消費量は世界第2位(2022年)なので、インド人の舌が肥えているのかもしれない。

次回に続く)

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