マチュピチュのマチュピチュ山登頂~ペルーの旅(9)
5/1 マチュピチュ村~マチュピチュ~クスコ
(前回の続き)
早朝5時起床。
宿でパンとシリアルとヨーグルトの簡単な朝食。
外はまだ暗い。でも寒くないので、Tシャツの上に薄いフリースを羽織って外に出る。
今日は、マチュピチュ遺跡観光とマチュピチュ山のトレッキングの予定。トレッキングの時間は決められているので、その最初の回に間に合うように、マチュピチュに向かう。
プリントアウトしたマチュピチュの入場券をもって、バスのチケットを買いに行く。どこで買うかは事前に聞いておいたが、どこだかわからん。大勢の人がバスを待って列をなしているのに...
この時間に既に店を開けているお土産屋さんで道を聞く。
「でどんで ぷえど こんぷらーる びじぇてす?」
おお、通じた。バス通りから右に通りを入ったところらしい。
無事チケットをゲットして、バスに乗る。往復24ドル。
急な斜面のつづら折りをバスは登ってゆく。
空がだんだん明るくなってきた。
う~ん、すごいところを走っているな。谷が深く、絶壁の際と思うくらい急斜面だ。
ほどなくマチュピチュ入口に到着。
正面はトイレ。左側が入口。
手元の地球の歩き方には、マチュピチュの遺跡への入場は、ガイド同伴が義務付けられていると書いてある。トイレから出ると、ガイドと思しきオジサンが近寄ってくる。
「英語でガイドするぞ、1人30ドルでどうだ?」
たっけーなー、どうしようか~、言葉なんか通じなくてもいいから安い人がいいんじゃないか、と日本語で相棒と厳正なる審議。
すると、近くにいた日本人のおにーさんが、ガイドなくても入れますよ、と教えてくれた。
ナイスインフォメーション!またもや地球の歩き方に騙されるところだったぜ。
ガイドに、考えさせてくれ、と言ってそそくさと入場。
入場して見えてきたのが...あの山が、かの有名なワイナピチュか。
周囲は深い谷に囲まれ、かなりの高度感がある。
東の山の稜線から太陽が姿を現し、マチュピチュを朝日で照らす。
この景色は、写真とかテレビとかで見たことがあるぞ!これがマチュピチュか。
朝一番で来たので、まだ遺跡には観光客がない。静かだ。
マチュピチュの遺跡を見下ろすところに展望台がある。絶好の撮影スポットだ。
万歳したくなる気持ちはわかる。
ジャノメ蝶だよね?日本のとよく似ている。
まずは、石畳の道をマチュピチュ山の登山口に向かう。本当はワイナピチュに登りたかったのだが、私が2ヶ月前にチケットをチェックした時には既に売り切れていた。ワイナピチュは1日400人、マチュピチュ山は1日800人までと決められている。マチュピチュ山のチケットはまだあったので、マチュピチュ山に登ることにしたのだった。
マチュピチュ山の登山口のゲート。ここで台帳に名前と入山時刻を記入。入山時刻が決められていて、私は7-8時の間に入山しなければならない。7:20分、スタート!
急峻な山肌を緩やかにトラバースするようにつけられた道を登ってゆく。
あのとんがりが山頂かな?
常緑樹に地衣類が垂れさがる森の中を行く。道は石段などでしっかり整備されていて歩きやすい。
時々、片側がすっぱり切れ落ちて、見晴らしが良くなる。
もうワイナピチュより高いところに来たようだ。
花が多い。それも小さくて色鮮やかな花が特に目に付く。
この花も花弁の長さは5mmくらいしかない。
初めは緩やかな登りだったが、だんだんと傾斜が急になり、一気に高度を上げる。
深い谷、そしてその向こうに雪を頂いたアンデスの山が見える。
これも小さい花。ランだろうか。
これはカスミソウをひと回り小さくした感じ。
これはランだ。複雑な花弁を持っている。
岩場を巻くように急な石段が付けられいる。頂上が近い。
右側は絶壁。濡れていたら下りが怖いね。
陽射しが強いうえに、登りもきつい。汗をかいてきたので、上はTシャツ1枚になる。
8:50、マチュピチュ山山頂登頂!
思ったより広い。吹き抜ける風が涼しい。
参考:
マチュピチュ公式サイト: マチュピチュの入場券、ワイナピチュ、マチュピチュ山のトレッキングチケットを販売。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…