食って、飲んで、温泉~鹿児島の旅(3)
2/24 桜島~さくらさくら温泉~霧島温泉
(前回の続き)
今日は桜島から霧島への移動日。
朝食はビュッフェスタイル。きびなごやさつま揚げ、鶏飯など鹿児島の名物が充実していて、大満足。
チェックアウトをすませ、宿を出るとそこには噴煙をあげる桜島が。いつもより余計に噴火しているらしい。
一晩でこんなに火山灰が積もった。ここに住んでいる人は大変だな~。
桜島なぎさ溶岩公園をゆっくりお散歩...と思ったが、雨が降ってきたので慌てて引き返す。
車に乗って湯之平展望所へ。
桜島の展望ポイントはいくつかあるが、火口に一番近い湯之平展望所に行ってみた。
おお、すごい迫力。崩壊した山容と天を衝く噴煙を間近で見ることができる。
展望台からは、錦江湾と鹿児島市街も一望できる。
展望所まで行かなくても、海岸の道路からも猛々しい桜島を見ることができる。
雨が降っていて、噴煙が雲に溶け込んでしまっているのが残念。
桜島から大隅半島に入り(陸続きです)、霧島へ北上する。
霧島が近づくころ、ちょうどお昼の時間になったので、地鶏料理の「みやま本店」に寄る。
霧島地鶏の刺身。程よく脂がのっていて本当にうまいわ~。
近くに焼酎「明るい農村」で知られる霧島町蒸留所がある。見学ができるとのことなので、行ってみた。
芋焼酎は、簡単に言えば、米麹をつくり、それを蒸し芋や焼き芋とまぜて発酵させてもろみをつくり、それを蒸留することによってできる。その一連の工程を見学することができる。
蔵ではちょうどもろみの仕込み中だった。
私は車を運転しないので試飲係。片っ端から飲んでみる。どれもうまい。紫芋の焼き芋の甘い香りが魅力的な明るい農村を買い求める。
食って飲んだ後は温泉へ。
さくらさくら温泉。本格派泥湯。今まで入った泥湯の中では、関子嶺温泉と1、2を争う(「関子嶺温泉リゾート、そして311」)。
ここでは全身泥パックができる。
露天風呂の横に泥がたっぷり入った桶があるので、その泥を素っ裸の体にもれなく塗りたくる。顔もあそこも。そして真っ黒になっていすに座ってしばし待つ。やがて泥が乾いてパリパリしてくるので、そうしたらシャワーで全身の泥を洗い流す。
あら不思議、お肌がすべすべ、という具合。
今夜の滞在地、霧島温泉郷。そこかしこから温泉の湯気が立ち上っている。
今宵の宿は霧島観光ホテル。霧島温泉郷でもひときわ大きなホテルだ。普段はあまりこういった宿には泊らないのだが、温泉と食事がなかなかよさげで、しかもリーズナブルな料金だったので予約してみた。
夕食。黒豚のしゃぶしゃぶをメインにした鹿児島料理。ちょっと物足りないが、悪くはない。
お風呂は展望大浴場。残念ながら濃い霧のため展望は全くなかったが、巨大な湯舟になんと、源泉かけ流し(加水あり)。手足を思い切り伸ばしてつかる。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…