中央市場で最後のランチ~チリの旅(27)
11/26 サンティアゴ~(サンクリストバルの丘)~ダラス空港
(前回の続き)
暑さでフラフラになって、サンクリストバルの丘から下りる。もう2時をまわってしまった。残り少ないチリでの時間を有効に活用しなければ。
そうだ、最後のランチに中央市場にシーフードを食べよう。中央市場に向かって歩き出す。
ベジャビスタの通りを馬が行く。なんだろ?ここのおまわりさんは馬で巡回するのだろうか。ちょっと楽しそう。
人通りのほとんどない(ちょっと怖い)ベジャビスタ地区の路地を歩く。建物の壁はずっとこんな落書きで埋められている。
あ~つ~い~。暑さに耐えかねて、途中で黄色いコーラ、インカコーラを買う。コーラというより甘いスプライト?
中央市場に来たのは3度目だが、中に入ったのは初めて。市場の中のレストランは賑わっている。しかし、現地の人の評判はあまり良くないので、外のレストランを探す。
中央市場の西側の通り沿いにあった、宝くじを売っているレストランに入った。チープな見かけでサービスもあまり良くない。
頼んだのはウニのソースのシーフードパスタ。見た目はなんかしょぼい。でもけっこううまかった。
残念ながら、やっぱりワインはしょぼかった。
中央市場の正面は広場になっていて、いろいろな屋台(といっても日用品を売っている)で賑わっている。
さて、時間が無くなってきた。チリに来たからにはワインを買わなければならない。前回行った、巨大なワインショップ”Los mundo de wine”に行った、が、定休日だった…。
市の中心から離れたショッピングモールに支店があるというので、大急ぎでメトロで向う。駅からバスはない。炎天下の幹線道路の歩道を排ガスにむせながら歩くこと20分、本当にこの道?と思ったころ到着。もう写真を撮っている余裕もない。しかし、あまりにデカいショッピングモールで迷子になる。
なんとか店を見つけ、数本のワインとピスコをレジへ。はっ!?支払いはカードのみ。この時のためにキープしておいた現金はどうしたらいいのだ?なんて、迷っている暇もなく、重たいワインを抱えて、足早に炎天下を荷物を預けてある宿に戻った。
6時に宿に着いて、ワインをザックに詰めて空港に向かう。
夕暮れのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港、つまりサンティアゴの国際空港。この旅でここに来たのは5回目。本当に飛行機にたくさん乗ったなぁ。
南米で国際線に乗るときには、空港に3時間前に到着するようにしている。驚くほど搭乗手続きに時間がかかるときがあるからだ。
しかし、今日はすんなりいった。時間に余裕があるし、さらに使いそびれたチリペソにも余裕がある。レストランでチキンのサンドイッチを頬張り、ビールを飲む。この旅で、チリは、レストランで食べるなら、牛より鶏、ワインよりビール、と言うことを学んだ。
腹いっぱい。満足。中継点のダラスへ向かう飛行機に乗り込む。
Hasta la vista! Chile!
さようなら、チリ。やり残したことをするために、いつかまた来るよ!
もう夜の11時半を過ぎているが、夕食がでるのが国際線のお約束…。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…