フラミンゴの楽園へ~南米4ヶ国の旅(18)

9/4 ラグーナ・ベルデ~ラグーナ・カパニャ~サン・フアン

前回の続き)

さんざん寒い寒いと脅されていた夜。結局、暑くてTシャツ、短パンで寝た。シュラフ持って来なくてよかったな。2時過ぎまでぐっすり寝たが、さすがによく寝すぎて息苦しく、明け方まで浅い眠りでウトウトしていた。他の皆さんは、寒さと酸欠でほとんど眠れなかった人が多かったようだ。相棒もかなりつらそう…。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・コロラダのホステル

気分はどうあれ、今日もまた雲ひとつない良い天気。風も弱く陽射しが強くて暖かい。天気が良ければ、気分もなんとなく良くなるというものだ。

130904アタカマ砂漠、石の木

“Arbol de Piedra”、「石の木」と言うらしい。砂漠の中に突然、奇妙な形の岩の一群があらわれる。ここは温泉にしろ湖にしろ、乾いた荒野に突然あらわれる。

130904アタカマ砂漠、石の木の周辺

ボルダリングが楽しめるぞ。でも酸素が薄いので、腕がすぐにパンプするし、息を止めて力を入れると頭がくらくらする。

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ガタガタ道が続く。時には道じゃないところも走ったり。ドライバーは腕に自信があるらしく、かなりのスピードでダートをとばす。時々スリップしてドリフトする…屋根にガソリンを満たしたポリタンが積まれているのに…。私の隣の相棒は高山病で青い顔をしているのに…

130904アタカマ砂漠、砂漠のウサギ

どう考えても道ではない、涸れた谷の底を走る。車が止まった。そこにはおじいさんのような顔をしたウサギがいた。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・オンダ

これから4つの湖をめぐる。これはラグーナ・オンダ(Laguna Honda)。湖ばかりで、どこがどんなだったか記憶が混乱してくる。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・ホンダのフラミンゴ

先に進めば進むほどフラミンゴが多くなる。そして、不思議なことに近づいても逃げなくなる。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・エディオンダ

2つ目の湖を通過すると、建物が見えてきた。ホテルだった。こんなところにホテル?標高4000mを超える砂漠のど真ん中、塩湖ばかりのこんなところに?ここが3つめの湖、ラグーナ・エディオンダ(Laguna Hedionda)。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・エディオンダのインターネット

インターネットまである。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・エディオンダはフラミンゴが多い

フラミンゴがどんどん増える。我々にかまうことなく、湖に首を突っ込んで餌をあさる。高山病で頭がもうろうとした人たちが、ぼんやりとフラミンゴを眺めている。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・エリオンダのパノラマ

アンデスの山々と青い空、そして白いフラミンゴ。天空の風景。

130904アタカマ砂漠、ラグーナ・エリオンダのフラミンゴ2

フラミンゴの楽園。

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動画でもお楽しみください。

130904アタカマ砂漠、植物

すっごい地味だけど、乾ききってサラサラの砂の上にも植物が生きている。

次回に続く)

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