ほったらかし温泉&天丼~瑞牆山(2)
3/31 瑞牆山荘~ほったらかし温泉~帰京
(前回の続き)
今日は金峰山ピストンの予定。しかし、窓を開けて外を見れば、天気予報どおり稜線は厚い雲の中。富士見平まで行ってみたが、冷たい風とガスに凍えるほどだ。おそらく稜線は吹雪いているだろう、と言うことであっさりと登山は中止にして、温泉につかりに行く。
甲府盆地の北東部にある「ほったらかし温泉」。テレビでもよく紹介される有名な温泉だが、駐車場は未舗装で適当な感じ、壊れた設備もそのまま放置とほったらかし度100%。泉質がやや異なるアルカリ性単純泉の湯船が二つあり、一方が「こっちの湯」、もう一方が「あっちの湯」と言う。あっちの湯につかりながら「こっちの湯の湯加減はどうですか?」などとややこしい。
そしてなんと言ってもこの温泉の売りは露天風呂からの展望。甲府盆地に浮かぶ島のような丘の上にあるため、甲府盆地を見下ろし、そしてその向こうにある大菩薩嶺、小金沢連嶺、御坂山塊、富士山と雄大な展望が広がる。でも今日は雲で富士山は見えない。さらに風呂からの景色は撮影禁止。
風呂からの展望はすごい。さらに、女子トイレ(眺望トイレ)からの展望もすごいらしい。残念ながら確認できなかった。それにしても矢印が空を向いているのが気になる。眺望トイレは雲の上なのだろうか?それとも単なるほったらかしか?
さて、温泉にたっぷりつかっておなかも減ったので昼食だ。メンバーお勧めの、「花かげの湯」にある「お食事処はくさい」で穴子丼を頼む。むむ、なんだこれは!?海老が2匹と野菜の天ぷらがたっぷり乗った天丼の上に、さらに穴子が一匹乗っている。どんぶりから完全にはみ出しているので、「乗っている」というより、「架かっている」とか「置いてある」のほうがぴったりくる。もちろんボリュームはメガトン級。大盛りにしなくて良かった…。これが1080円!
甲府盆地は花盛り。山のほうでは梅が満開。そして果樹園では薄紫の桃の花が咲き、街では桜が満開だ。
食事を済ませ、早々に帰京。あまり山には登れなかったけれど愉快な週末だった。
(完)
「ほったらかし温泉+お食事処はくさいの穴子丼」のお得パックは、めちゃくちゃそそられます。
参考になりました。ホントに穴子が飛び出てますね。
穴子丼のほかにも海老が山みたいになっている、上天丼もすごかったです。
天丼のインパクトが大きすぎて、他にどんなメニューがあったか、ぜんぜん覚えていません…