北投温泉散歩、そして帰国~台湾の旅(10)
3/13 北投温泉~台北~桃園国際空港~成田
(前回の続き)
荷豊温泉会館は以前より料金が高くなっていたが、朝食のブッフェも(やや)豪華になっていた。さて、チェックアウトし、腹ごなしをかねて散歩がてら、駅まで歩いて行こう。
北投温泉にはこんな小さな温泉がたくさんある。こんどチャレンジしてみるか。
温泉が湧く地獄谷。北投は何回か来ているがここは初めて。なぜならここは月曜日が休みで、なぜか北投に来るのはいつも月曜日だったから。浅く広い池があって、温かい湯気が濛々と立ちのぼり、底からプクプクと小さい泡がいっぱい出ている。
すぐそばに生えている芋の葉がつやつやしているのは、温泉のおかげ?
「水温極高」。めっちゃ熱いらしい。
北投温泉には、地質学者の岡本要八郎が発見した、世界でここと日本の玉川温泉しかない石がある。「北投石」。そのまんま。
どうも採られてしまって、もうほとんどなく、復元活動をしているようだ。
どうも採られてしまって、もうほとんどなく、復元活動をしているようだ。
温泉の土産屋ではやっぱり温泉のもとを売っている。
地獄谷から新北投駅まで、中山路と光明路に挟まれた川沿いに北投温泉親水公園がある。緑濃き遊歩道もある。
温泉親水公園の中ほどにある露天風呂。
日本統治下の明治40年創業という公衆浴場、瀧乃湯。全裸で入る日式温泉。
そしてこれが最近できた「加賀屋」。高そうだ…。
新北投駅から北投駅までは、この区間しかないMRTの枝線に乗る。これがその車両。温泉列車…
中に入るとさらにびっくり。車内に檜?の湯船が。ディスプレイが埋め込まれていて、観光や食事の案内が見られるようになっていた。帰るときに見てもしょうがない…
さて、台湾で過ごす時間も残り少ない。いつも中国茶を買う峰圃茶荘へ(場所が変わっていた)。ここは高級なお茶を試飲させてくれるが、十年ほど前に初めて来たときからずっとご主人に「若い貴方にはもったいない」と言われ続けている…。いつになったら飲んでいいんだろう?
パイナップルケーキを買うために新東陽へ、が、あっ! あるべき場所が更地になっていた…。
パイナップルケーキを買うために新東陽へ、が、あっ! あるべき場所が更地になっていた…。
昼食は前回と同じ上海、湖南料理の店。前回と同じように記録するのを忘れた…場所は重慶南路一段と武昌街一段の交差点の北東の角。
そして前回と同じ、お薦めの鰻の炒め物を頼む。ドジョウみたいに見えるが、味はまさに鰻。甘辛くこってりしてうまい。
そして前回と同じ、お薦めの鰻の炒め物を頼む。ドジョウみたいに見えるが、味はまさに鰻。甘辛くこってりしてうまい。
冬瓜と蛤のスープ。海老のそぼろのレタス包みもうまい。そして、意外にうまかったのが揚げ饅頭。饅頭を油で揚げることにより、饅頭の甘みが強調される。
今回の旅の目的のひとつは、雪山山系と玉山山系の登山ガイドブックを買うこと。しかし、登山の本をたくさん置いている本屋が、どこだか分からなくなってしまった。仕方ない、次回ゆっくり探そう。
日本語の本がずらりと並ぶ。一番使われる単語6000、などという、日本人でも頭が痛くなりそうな本がある。
日本語の本がずらりと並ぶ。一番使われる単語6000、などという、日本人でも頭が痛くなりそうな本がある。
台北駅のバスターミナルから空港行きのバスに乗る。淡水河橋から台北市街を振り返る。黒くどんよりとした空、パラパラと雨がバスの窓を打つ。ずっとこんな天気だった。でも楽しかった。謝謝台湾!
台湾で大人気(らしい)人形劇の人形が空港に飾ってあった。一昨年は台北101にあったものだと思う。ワールドワイドにアッピールか?確かによくできている。
搭乗ゲートに向かう。台湾の小学生の描いた龍の絵が掛けられている。うまいな。
機内食。魚。控えめに言っても、うまくない。うまいものを食べたあとだから、なおさらそう感じる。台湾はいつもそうだ。
早々に食事を終え、来るとき途中までしか観れなかった映画の続きを観る。
早々に食事を終え、来るとき途中までしか観れなかった映画の続きを観る。
(台湾の旅・完)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…