さようなら小笠原~小笠原諸島の旅(17)

5/7 父島・小港海岸~出港

前回の続き)

110507父島大神山神社の鳥居の下から

今日の午後、父島を発ち東京に戻る。そこで、朝食の後にメインストリートで土産を物色する。ラム酒、青パパイヤ…。そして、ついでに大神山神社に行ってみる。通りから見える長い階段を上り、鳥居の下で後ろを振り返る。大村の街、青い海、そして相変らず雲がかかる山々。

110507父島小港海岸でひと泳ぎ午前中はきめ細かいサンゴ砂の浜の小港海岸でひと泳ぎ。日がかげって肌寒く、本当にひと泳ぎしかできなかった。でも遠浅の渚でサザナミヤッコの成魚を見ることができた。


110507父島のバス昨日、今日とお世話になった、街と小港海岸を結ぶバス。


110507父島・小笠原世界遺産登録有力を報じるニュースホテルに戻ってシャワーを浴び、テレビをつけるとNHKでちょうど小笠原のニュースをやっていた。平泉とともに世界遺産登録がほぼ確定したと報じていた。


110507小笠原父島・丸丈の赤目の味噌汁昼食は島のものを食べたいと思って割烹・丸丈に入る。
これは赤目が1匹丸々入った味噌汁。もちろんだしがたっぷりでている。


110507小笠原父島・丸丈の島寿司すっかりなじみになった島寿司。今回食べた中では丸丈のものが一番うまかった。



110507小笠原父島・おがまる

食事を終えるとおがまるの出港まで1時間切っている。あわてて港に着くと、すぐに乗船が始まった。たくさんの見送りが来ていて、乗船する人と別れの挨拶を交わしていた。

110507小笠原父島・ニコルさんテレビカメラを向けられているのはニコルさん。



110507小笠原父島・おがまる出港

おがまるに続々と乗客が乗り込む。港側のデッキは島と別れを告げる乗客でびっしり。そして、汽笛が鳴り船はゆっくりと港を離れる。島の人々が一斉に「いってらっしゃ~い!」と大きく手を振る。我々も「いってきま~す!」と、再び島を訪れることを願って手を振る。デッキから赤い花が海に投げ入れられる。子供たちが防波堤から海に飛び込む…

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110507小笠原父島・見送りの船

おがまるが動き出すのにあわせて、見送りのボートが一斉に出港する。ボートの上でみんな「いってらっしゃ~い!」と手を振っている。ツアーでお世話になったガイドさんの姿も見える。「先生、いってらっしゃ~い!」と手を振る子供たちを乗せて走るボートも見える。

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港を出てもたくさんのボートとともに進む。しかし、一隻、また一隻と速度を落として後に小さくなってゆく。

110507小笠原父島・見送りの船から飛びこんだあっ、飛び込んだ。あちこちのボートから飛び込み海に浮かんで手を振っている。こちらは拍手でこたえる。



110507小笠原父島・最期の船が帰ってゆく

最後のボートが島に戻っていった。そして今度は私が現実に戻る番だ。さようなら小笠原、そして温かい島の人たち。

110507小笠原父島・船内のディスプレイおがまるは東京に向けて一路太平洋を北上する。現在位置はロビーのディスプレーで知ることができる。
帰りの船は島で知り合った旅人達が船内のあちこちで宴会をしていて、来たときとはまったく違った雰囲気だ。


110507小笠原父島・おがまるレストラン島塩のステーキ来たときは16時間も寝ていてまともな食事をしなかったが、島でたっぷり休息した今は、腹が減って仕方ない。夕食はレストランで島塩と島レモンが添えられたステーキを食べる。



次回に続く)

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