再びトロントで時間をつぶす南米・パタゴニアの旅(25)
1/10 トロント~成田
(前回の続き)
トロント時間午前5時ごろ、何時間眠ったか分からないが、アナウンスにたたき起こされ無理やり朝食を食べる。窓のシャッターを開けると、茜色の光が見えた。そこには雪がうっすらと積もったトロントの夜明けの景色が広がっていた。遠くにトロントのシンボルタワーも見える。街灯に沿って無数の光の粒が静かに流れてゆく。自動車だ。朝早いのに交通量が多い。
これは何かというと、トロント空港内の高速動く歩道だ。グガッーと騒音を響かせながら、普通の動く歩道の倍ぐらいの速度で動いている。わははは、爽快。しかし、終点が近づくと足元の板が縮んで速度を落とすものの、お年寄りには危険な乗り物だ。
来るときはここでのトランジットは、一旦カナダに入国しなければならなかった。が、帰りは同じカウンターで尋ねたにもかかわらず、なぜかカウンターでチェックするだけで入国せずに搭乗ゲートに行けた。不思議。
来るときはここでのトランジットは、一旦カナダに入国しなければならなかった。が、帰りは同じカウンターで尋ねたにもかかわらず、なぜかカウンターでチェックするだけで入国せずに搭乗ゲートに行けた。不思議。
成田行きCA01の離陸は12時。スタバの珈琲を飲んだり(日本よりぜんぜん安いぞ!)、免税店をのぞいたり(EUへは機内にワインを持ち込めるのに、なぜ日本はダメなんだ!)して時間を潰す。そして、久しぶりの日本語アナウンスを聞いて搭乗する。集中しなくても聞き取れる日本語ってすばらしい!
昨日まで30度を超える暑さだったのに、ここは真冬の雪景色。地球の大きさを知る。その大きな地球を一晩で移動した。世界は狭い。
昨日まで30度を超える暑さだったのに、ここは真冬の雪景色。地球の大きさを知る。その大きな地球を一晩で移動した。世界は狭い。
離陸してしばらくして夕食。牛丼らしきものをさっさと食べる。外は太陽がギラギラと照っているが、西に向かう飛行機で太陽に付き合っていたら寝そこなう。窓のシャッターを閉めて、無理に寝る。
(次回に続く)
「ネパール」で検索していたらこちらのブログを見つけて、楽しさのあまり週末に読破してしまいました。チベットとか山に憧れているのですが、たぶん自分にはつらすぎて無理なので、逆にアイランドピークの記事がとても感動しました。気まぐれに汗をかきかきなのに、きちんと写真を撮られていてすごいと思います。美しい風景、食事などこれからもぜひ美しい写真満載でお願いします!文体も淡々とした知性が感じられて好きです。楽しみに読み続けます。
こんにちは、tetsuさん
しっかり読んで頂いたみたいでありがとうございます。
もともとは旅したことを忘れないように、アルバムがわりに始めたブログですが、感想いただけると更新の励みになります。
エベレスト街道はすばらしいところでした、tetsuさんもいつかぜひ訪れてみてください。