うまいもんでも食うしかない~南米・パタゴニアの旅(12)

1/2 プエルト・ナタレス

前回の続き)

朝起きたら熱が下がっていた。よし!復活だ!まだフラフラするけどそのうち回復するだろう。

110102プエルトナタレス・バス会社
昨日が祝日だったせいで今日の予定はない。明日はグレイ湖のツアーに参加して、パイネの入り口で降ろしてもらってキャンプしよう。と、街に出たが旅行会社がすべて閉まっている。なんと!日曜日は旅行会社は休みなのだ…。
 しかたがないのでパイネ国立公園までのバスのチケットを買いに行く。バス会社はPrat通りにかたまっている。適当にJBというオフィスに入りチケットを買う。C15000$と言われ、20000$渡すと、釣がないから12000$でいいと言われた。

110102プエルトナタレス・マヌエルブルネス通りの本屋
次はパイネのトレッキングマップを買う。これはManuel Bulnesのみやげ物屋?パイネの地図や写真集、民芸品を売っている。地図を売っている店は他にもあって、微妙に違う地図を売っているのでいくつかまわってみるのがいいだろう。
 そして最初に泊まった宿(Lili-Patagonicos)でテントを借りる。2人用を借りたが日本の5人用くらいかさばって重い。テントは日本から持っていくべき。

110102プエルトナタレス・レストラン・MARITIMO
食料やガスを買って一通りの準備がすんだ。もうやることなし。うまいもんでも食うしかないと昼食にする。宿の近くにあった”MARITIOMO”なるレストランに入る。名前(「海のうえ」)からしてシーフードがうまいに違いない。

110102プエルトナタレス・Maritimoの海鮮スープ
メニューを確かめずに”sopa de marinara”(海鮮スープ)を頼む。当たり!めちゃくちゃうまい!3種の貝、サーモンにアナゴ、味付けは海鮮の味を生かしたナチュラルなものだが、ハーブの香りがそれを盛り立てている。白ワインに合う。

110102プエルトナタレス・Maritimoの海鮮フェットチーネ
次はシーフードのクリーム・フェットチーネ。やっぱりうまい!これも魚貝の自然なちょっと薄めの味付けだが、かえって飽きがこない。そして、貝柱やタコなどの具がごろごろ入っている。大満足。
 内装はカジュアルで明るく、店員さんもフレンドリーでにじゅうまる。

110102プエルトナタレス・レストランCarlitons
病み上がりで動きすぎたためか疲れたので、午後は昼寝。そして目が覚め、夕食に出る。
 最初の日にパスタを食べたレストラン(“La Pica de Carlitos”)から、薪のスモークの香ばしい香りが…店頭で牛の丸焼きを焼いている。思わず引き込まれる。まだ7時で夕食には早い時間だが、広い店内はほぼ満席でとても賑やか。ぼさぼさ長髪でインディオみたいな服装のこい~おじさんが、ギターを弾きながら大声で歌っていた。いちおう生演奏。

110102プエルトナタレス・Carlitosのステーキ

もちろんBife(ステーキ)を注文する。付け合せのジャガイモはnaturale(塩茹)にしてもらう。frito(フレンチフライ)より絶対料理に合う。そして、とりあえずチリのビール。

来た!でかい肉が来た!ジャガイモが大きいせいで写真ではよくわからないが、真ん中の厚さが3cm以上ある。ミディアムを頼んだが、中はほとんどレア。そして硬い。久しぶりの肉を味が染み出してくるまでよ~く噛んで食べる。

明日のパイネとの対面を楽しみに、荷造りをして床につく。

次回に続く)

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