やっちまったよ、こんなところで。~南米・パタゴニアの旅(6)

12/28 車中(ブエノスアイレス~リオガジェゴス)

前回の続き)

早朝4時ごろ、バスが止まり目を覚ます。どこかのバスターミナルに入ったようだ。
それにしても寒い、と、思ったら昨日、食事の後にTシャツに短パンのまま寝入ってしまい、ガンガンにクーラーを浴びながら寝ていた。あわてて上着を着て、長ズボンを履いて寝る。

101228朝8時20分のパンパ
8時すぎに再び目が覚める。外はすっかり明るくなっている。どこまでも草原が広がっている。というか草原しか見えない。これがアルゼンチンの大草原、パンパだ。
 それにしても喉が痛い。もしかしたらクーラーを浴びて寝たので風邪を引いたかも…嫌な予感がする。

101228リオガジェゴス行きバスの朝食
これが朝食…おもいっきりお菓子である。それもビスケットにミルククリームをはさみ、それを砂糖でコーティングしてあるような、歯が痛くなるほど甘いやつ。バランスよい食事とかそういう次元ではないな。

101228リオガジェゴス行きバス休憩1
途中のバスターミナルで休憩。ずっと座っていたので体のあちこちが固まって、肩や腰が凝ってしょうがない。バスを降りて真剣にストレッチをする。が、体を動かしているのは私ひとり。他の人は普通にくつろいでいる。彼らは肩が凝らないんだろうか。

101228リオガジェゴス行きバス正午のパンパ
正午ちょうどの車窓から。デジャブか?朝の草原の景色と全く変わらない。

101228リオガジェゴス行きバスプエルト・マドリンで休憩
昼食前にプエルト・マドリン(Puerto Madryn)のバスターミナルで休憩。プエルト・マドリンは世界遺産バルディス半島の観光のベースとなる街だ。さすがにターミナルは大きい。他にバスは止まってないけど…
 毎回乗務員さんは休憩時間”5分”と言うのだが、必ず15分になる。アルゼンチン時間だから?

101228リオガジェゴス行きバス昼食
昼食。朝食と同じように見えるが、これはハムサンド。

101228リオガジェゴス行きバスのおやつ
夕方6時。これは夕食でなくておやつ。朝食と同じように見えるが、そのとおり、朝食と同じ。

101228リオガジェゴス行きバス午後7時のパンパ
夜7時、いや、夕方7時の車窓から。南緯50度くらいなので7時でもまだ日は高い。それにしても朝から全く景色が変わらないんですが…。
 変わったことはただ一つ。私の体温が異常に高くなったこと。バスターミナルの休憩でもだるくてバスを下りる気になれず、座席でぐったりしている。クーラーに当たって完全に風邪を引いた。こんなところでやっちまった…

101228リオガジェゴス行きバスの夕食午後10時
午後10時、やっと暗くなってきたところで夕食。昨日とほとんど同じ。食欲がないときにはあまり気の進まないメニューだが、食べないと風邪は治らないので、無理やり胃に押し込む。昼間からずっと寝ているので眠くないが、風邪を治すために無理やり寝る。
 明日は熱が下がっていますように、景色も変わっていますように。

次回に続く)

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