吹雪のため市場へ~八甲田山(3)

3/21 酸ヶ湯~青森駅~酸ヶ湯

(前回酸ヶ湯、最高!~八甲田山(2)の続き)

朝起きたら湿った雪が吹き殴っていた。真冬のように発達した低気圧が日本海を東に進んでいる。バックカントリーどころではない。そこで宿の送迎バスに乗って青森駅に遊びに行った。

100321アウガ新鮮市場1

まずは青森駅の目の前にあるアウガ・新鮮市場へ行った。ホタテからマグロ、あんこう、あわび、キンキなどの鮮魚から、昆布などの乾物まで海産物なら何でもある。通路を歩いていると、両側に並ぶ店から、マグロおいしいよ~、とか声をかけられる。う~ん、どれも安くておいしそうだ。

今晩の食材として、ホタテ、鮭、筋子、たらこ、そして奮発して本間の本マグロのトロを買った!そのうち食べられなくなっちゃうかもしれないからな~。

100321アウガ新鮮市場2新鮮市場の片隅にある広場には、椅子やテーブルが置いてある。そして、この飲酒はご遠慮しますの張り紙も。確かに、ここはつまみがいくらでもあるので、一杯やりたくなっちゃうよな。

新鮮な魚貝を買い終え、野菜やその他の食材を買いに、中三デパートの食料品売り場へ行った。これで今晩の食材はすべてそろった。


100321大黒寿司

買出しを終了し、昼食は青森駅のターミナルを挟んだ正面にある大黒寿司へ。市場ほどのお得感はなかったが、それなりにうまい。特に鯖巻きがうまかった。

100321酸ヶ湯再び送迎バスで酸ヶ湯に戻る。まだ2時を過ぎたところだ。寒冷前線が通過したのか、気温が下がり、雪が軽くなってきた。仲間は酸ヶ湯ゲレンデに滑りに行く。私は温泉へ。


100321吹雪夕暮れの酸ヶ湯

日が沈み気温はますます下がり、風もますます強くなる。細かい雪が風に合わせて濃淡をつくり、生き物のように中を舞っている。時を忘れて見入ってしまう。が、そんなことをしている時間はない。さっさと夕食の準備をせねば。

100321夕食

今夜のご馳走。ホタテの殻焼き、ホタテ、本マグロの刺身、たらこに筋子、ちゃんちゃん焼き、山芋の千切り、ホタテご飯。ホタテの磯の香りと、そこにたらした醤油が焦げるこうばしい香りがたまらん。バックカントリーに来たにもかかわらず、動かずに飲み食いばかりして1日が終わる。

次回に続く)

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