アルコール・ストーブを作ろう
山に行かず、相変らず引きこもりの日々…
そこで、ずっと気になっていた、アルコール・ストーブを作ることにした。
日帰り山行(特に山スキー)の非常用バーナーとして、小さな固形燃料を持っていくが、重たい割には使い勝手が悪い。もうちょっと、何とかしたい。
そこで、以前、岳人で紹介されていた空き缶を使ったアルコール・ストーブは、非常に軽量で火力もそこそこ強いらしいので、非常用にぴったりだ。

だいたいアルミ缶で作るものらしいが、潰れてしまっては非常用にならないので、スチール缶を使う。材料はこれだけ。

ここは炎が噴出すところだ。後で焼きなまそうと思っているので、塗料を紙やすりではがす。そして、炎が出る穴を1.2mmピンバイスを使って12個空けた。
さらにアルコールを注入するための大きな穴を、缶の上部にあける。スチール缶のため硬く、リーマややすりを駆使して、1時間以上かけてなんとかあけた。疲れた…

右から、苦労して作った上部。そしてアルコールをためる下部。側室のための、アルミの隔壁。
上部以外は、缶から切りだすだけ。

上部をかぶせて、といっても、上部と下部で同じ径の缶を重ねる(押し込む)ので、なかなか入らない。上部を焼きなましてもダメ。下部に切り込みを入れて、ぷらハンマーで叩き込んだ。
糖類74%カットが渋い。

ちゃんと燃えている。でもこのままでは使えない…。このタイプのバーナーはゴトクが必要なのだ。ゴトクを作ろうか、それともゴトクのいらないタイプを研究するか…
工作は、まだまだ続く予感。
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…