カラ梅雨の谷川岳~谷川岳・蓬峠(1)


7/15 谷川岳ロープウエイ~谷川岳~茂倉岳~蓬峠~土樽

今年は梅雨がない。いつもなら梅雨終盤の豪雨の時期だが、すでにカンカン照りの盛夏である。この時期に晴れた山に登れる機会はめったにないので、せっせと山に行く。

180715 谷川岳ロープウェイに到着

いつもの「毎日アルペン号」。昨晩、竹橋から乗って4時半に天神平ロープウェイの乗り場に到着。便利だ。
バスを下りて身支度を整える。天気は曇り、山はガスに覆われている。明け方なのに、すでに空気はむわっとしている。

まずは、西黒尾根を谷川岳山頂(トマノ耳)まで登る。
買ったばかりのカーボンのポールを使って、樹林の急登をガシガシ登る。次々と登山者を追い越す。それにしても暑い。すでにシャツは汗でぐしょぐしょだ。

180714 西黒尾根の鎖場

大方の登山者を抜いたようで、森林限界線を超えてから一人旅となる。西黒尾根はこんな鎖場が多いが、誰もいないので順調に越える。しかし、暑いわ、ガスで何も見えないわで、あまり楽しくない。

180714雲海に浮かぶ朝日岳

ラクダのコルを越えてしばらくすると、雲の上に出た。雲海とはうまく言ったもので、朝日岳がまるで大海に浮かぶ島のように見える。できたら今日はあそこまで行きたい。

ざんげ岩の手前の岩の急斜面を登る。いつものように、こんなところあったかな~、岩が濡れているときには登りたくないな~、と思いながら登る。学生のときに土砂降りの中を登ったことがあるはずなのだが、すっかり忘れている。

180714 谷川岳山頂を臨む

正面には谷川岳の山頂、トマノ耳とオキノ耳。どうして耳なのかというと、この二つの山頂が麓からは猫の耳のように見えるからということだ。

180714 ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲが咲いている。このあたりだとだいたい7月の中旬ごろが一番きれいに咲く花だ。この時期に来てよかった。

180714 谷川岳肩の小屋

谷川岳のほぼ山頂、肩の小屋に到着。ここには、四季を通じて何回も来ているが、無人だった頃も含め肩の小屋には泊ったことがない。でも、ここに小屋があるから、冬でも安心して登れるのだ。

ロープウエイ乗り場を5時に出発して、7時半に到着。山と高原地図で4時間のところを2時間半で来たので、まあまあのペースか。

180714 肩の小屋から国境稜線

肩の小屋のベンチに座って国境稜線を眺める。この眺めは素晴らしい。今すぐにでも国境稜線に走って行きたくなる。この稜線は2、3回歩いているが(例えば「快晴のトマノ耳~谷川岳から三国峠」)、ミニ飯豊と言っても過言ではないすばらしい縦走路だ。トマノ耳だけ登って、百名山の谷川岳に登った、とか言っている人は、ぜひこの稜線を歩いて欲しい。谷川の本当の奥深さを知るだろう。

それにしても暑い、暑すぎる。ベンチはちょうど小屋の日陰にあって涼しいが、日陰から一歩外に出れば、灼熱の太陽が照りつけ、陽射しが痛い。ここ数日、前橋の最高気温は35℃を超えている。38℃なんていう聞き間違いとも思えるような日もある。今日も35℃超えるのは確実だろう。この日陰も既に25℃くらいある感じだ。

気が進まないが、小屋の日陰をでて、歩き始める。

180714 トマノ耳からオキノ耳

ひと歩きでトマノ耳に到着。暑いのでオキノ耳の写真を撮ってすぐに出発。オキノ耳から東にダイレクトに落ちる東尾根がかっこいい。残雪の時に登りたいな~。

180714 しおばかま

花がきれいだ。やっぱり高山植物の見頃は7月中旬なんだよね。

180714 オキノ耳山頂

オキノ耳に到着。
空が青い。真夏の太平洋高気圧の色だ。

180714 ノゾキから一の倉沢をのぞく

オキノ耳と一ノ倉岳の間の谷は一の倉沢と呼ばれ、その上流部は巨大な岩壁、岩峰に囲まれている。幾多のクライマーの血を吸ってきた日本を代表するクライミングエリアだ。一ノ倉沢は、稜線からすっぱりと切れ落ちているため、縦走路からその流れを見ることは難しい。しかし、「ノゾキ」という場所からは、文字通り、一ノ倉沢をのぞき込むことができる。
沢は夏でも残雪に覆われている。写真には、沢の左岸に半島のように突き出た「テールリッジ」が写っている。テールリッジを歩いたことがあるが、そこからの一ノ倉沢の眺めは、ここは日本か?と思わせるような壮大な眺めだった(「滑る…(怖)~谷川岳・一ノ倉沢」)。

次回に続く)

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