サンクリストバルの丘、リ・リベンジ~チリの旅(26)
11/26 サンティアゴ~(サンクリストバルの丘)~ダラス空港
(前回の続き)
今日はチリ最後の日。アンデスのトレッキングのはずだった…が、最少催行人員に満たず中止。
ダラダラと起きて、ダラダラと朝食。ダラダラと荷物を整理する。
あまりダラダラしても時間がもったいないので、11時半にチェックアウトし、荷物をフロントに預ける。
今日も雲一つない好天、陽射しが痛い。
ちょうど2週間前、同じ日曜日、同じ時間、私はサンティアゴに到着して、Andres Bello通りをたくさんの人がジョギングしているのを見て驚いていた(「サンティアゴの休日」)。そして今日もたくさんの人が、このくそ暑い中、Andres Bello通りをジョギングしている。
そして、ジョギングだけでなく、歩行者天国になった通りのいたるところで、エアロビクスや、クリケットやサンボの体験会などのスポーツイベントが行われていた。
サンティアゴ市民は、本当にスポーツが好きなようだ。
私も体がなまっているので参加したいところだが、昨日、洗濯をしていないので、もう着替えがない。汗をかくわけにはいかない。
さらに、ロープウエイ駅のある公園ではボルダリングのスピードが行われていた。実況も興奮し、観客の声援もすごい。いいな~、私もやりたい。
ここからロープウエイにのって、サンクリストバルの丘にリベンジ、いや、3回目だからリ・リベンジだ。
子連れ家族に混じって、ロープウエイ乗り場で15分ほど並ぶ。
サンティアゴの街並み、昨日上ったスカイ・コスタネラ、そしてアンデス。
下を見ると…なんと、河沿いのAndres Bello通りを走っていた自転車が、サンクリストバルの丘を登ってくる。ヒルクライムだ。ここの自転車乗りは半端ないな。
サンクリストバルの丘の頂上にはマリア様が立っている。ミサの説教が拡声器から響き渡る。大勢の人がただただ、何をするともなく座っている。市民の憩いの場、という感じ。
丘からのサンティアゴ市街の眺めは、もちろん素晴らしい。
マリア様の台座の中にはほんわかとした絵が描かれている。
天を仰ぐマリア様は、何を思うのだろう。
運休中のフニクラ。これに乗って降りたかった。
丘を登ってきた自転車は、頂上で一休みしてきた道を戻ってゆく。私も道を歩いて丘を下りる。
サンクリストバルの丘の地図があったので、迷子にならないように写真に撮っておく。車道にトレッキングコースに、マウンテンバイク専用道と道が錯綜している。
中腹まで下りてきた。絵葉書で見た景色だ。
ここからトレイルを下ればロープウェイ乗り場とフニクラ乗り場の間くらいに出るはず。
それにしても暑い。日陰を探しながら歩く。
(次回に続く)
赤星山もおといこさんも地元で親しまれている山のようですね。調べてみたら行ってみた…