硫黄岳を駆け抜ける~八ヶ岳・硫黄岳から天狗岳(1)


9/24 美濃戸口~硫黄岳~天狗岳~稲子湯

7月の硫黄岳登山(「硫黄岳山荘で初めてのお泊り」)で、東京からの夜行バス、アルペン号(毎日新聞旅行社の「毎日アルペン号」)を使った。その使い勝手が良かったので、また八ヶ岳に行ってみた。

ルートは、美濃戸口から硫黄岳、天狗岳を経由して稲子湯に下山。八ヶ岳の主稜線では硫黄岳~天狗岳だけが、行ったことがなかったのでちょうどいい。
稲子湯から小海駅までのバスは、16:12稲子湯発が最終。そこで、温泉に入る時間も考えて、15:00稲子湯着を目標とする。

バスは、4時半に美濃戸口に到着。7月に来たときは明るくなり始めの時間だったが、今は真っ暗。おまけに冷たく重い霧がかかっている。ベンチでおにぎりを頬張りつつ、捻挫防止のテーピングをする。熊鈴をつけた8kgの背負い、ヘッドライトをつけ、5:05に出発。

171015美濃戸山荘

林道をたどって美濃戸山荘に到着。やっと明るくなってきた。天気予報が良いせいか、美濃戸の駐車場はいっぱいだった。

170924大同心

軽快に林道をたどり、赤岳鉱泉への沢沿いの道に入る。まだ、この辺りは紅葉には早く、針葉樹と枯草の殺風景な景色が続く。でも、山にかかった雲が徐々に消えてゆき、ガスをまとった幻想的な大同心が見えてきた。

170924赤岳鉱泉

1時間50分で赤岳鉱泉に到着。ガスがとれてきてだんだん暑くなってきた。小屋で休憩し、上着を脱ぐ。

170924硫黄岳への登り

赤岳鉱泉からしばらくは、樹林帯の登り。赤岩の頭が近づくと、木々の背が低くなり見晴らしが良くなる。稜線の雲も取れてきた。すでにナナカマドは色づいている。

170924赤岩の頭から北ア

赤岩の頭で森林限界を超える。稜線の雲も晴れ、中央アルプスから北アルプスまで見渡せる。今日は、天気予報のとおり、素晴らしい天気になりそうだ。

170924硫黄岳山頂から赤岳

硫黄岳山頂に到着!360度の絶景。あちらこちらで、すごーい、と歓声があがる。この景色を7月のメンバーに見せたかった。
ザックを下ろし、景色を眺めながらのんびりとおにぎりタイム。冷たい秋の風で、手がちょっとかじかむ。

170924硫黄岳山頂から雲海

山梨側は見事な雲海。

170924硫黄岳の火口壁と紅葉

硫黄岳山頂から進路を北に取り、天狗岳への未知のルートが始まる。ガレ場を注意しながら駆け下る。でも、人が多いので、あまりスピードは出せない。
硫黄岳の火口壁と紅葉のコントラストが眩しい。

170924山びこ荘と天狗岳

八ヶ岳の樹海の中に山びこ荘、そしてその向こうに、次の目的地の天狗岳が見える。

170924山びこ荘から先は樹林帯の道

山びこ荘から先は、樹林帯の緩い登りになる。森の香りと吹き抜ける風が気持ちいい。道もいいのでガンガンスピードを上げる。

170924樹林の中の小宇宙

森は厚い苔に覆われている。苔の絨毯の間から様々な植物や生き物が顔をのぞかせる。まるで小宇宙。

170924みかぶり山から硫黄岳を振り返る

箕冠山と書いて「みかぶりやま」と読む。難し~。
箕冠山から硫黄岳を振り返る。赤岳もちょっと頭を出している。まだ、硫黄岳を出発してから3、40分くらいしかたっていないが、だいぶ来たなぁ。

170924根石山荘と根石岳

箕冠山の山頂付近で道は直角に曲がる。すると突然、樹林が終わりアルペン的な景色が戻ってきた。平行移動して森林限界を超えるとは珍しい。
左の小屋は根石山荘、正面の山は根石岳。その奥左は西天狗岳。ここの小屋もなかなかいいロケーションに建っている。

次回に続く)

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