山登りのテーピング~「テーピングで快適登山」

皆さんは、山に登るときにテーピングをするだろうか?

登山のためのテーピングには、ざっくり2種類ある。
1つは、筋肉や関節をサポートするためのキネシオロジーテープ。もう1つは、捻挫など、けがをしたときに固定するための非伸縮性テープ。

キネシオロジーテープは、伸縮性のあるテープで、筋肉の伸び縮みや関節の曲げ伸ばしに従って、伸び縮みし、筋肉や関節の動きをサポートする。これにより、疲労を軽減したり、怪我の予防をする。
こんなん、効果あるのかいな?と思うけれど、やってみたら、足首のサポートや膝のサポート(膝が笑うのを防止する)に意外と効果がある。
その、テーピングを学ぶのにおすすめなのが、これ。

テーピングで快適登山」(高橋仁、山と渓谷社)

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テーピングで快適登山 (山登りABC) [ 高橋仁 ]
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この本では、登山のためのキネシオロジーテープによるテーピングに絞って解説されている。
それもせいぜい、1枚、2枚、3枚貼っておしまい、くらいの非常に簡単で、誰でもすぐ憶えられる貼り方しか載っていない。

まさに、簡単に快適な登山のための本だ。

キネシオロジーテープは、ドラッグストアでも売っているが、高い。私は、業務用の長巻を買って、必要な分をカットして使っている。

一方、非伸縮性テープによる固定は、主に捻挫や肉離れをしたときに患部を固定し、歩き続けるために行うものだ。
怪我の悪化を防ぎ、そして自力で下山するために非常に有効な方法だ。
ただ、手順が複雑で、きっちり巻くのは難しい。私は、足首の固定と膝の固定方法だけ身につけている。
せめて、足首の固定だけは、憶えておいたほうがいいだろう。

プロが教える!正しく巻ける!即効テーピング 実践図解」(並木磨去光、Gakken sports books)

非伸縮性テープでは、登山と普通のスポーツではちょっと違うところがある。
普通のスポーツでは、テープを皮膚にじかに張らないで、アンダーラップを使う。しかし、山ではたいがい直貼りする。アンダーラップはかさばるので、山には持っていかないことが多いからだ。

そう、男性であれば、テープを剥がすときに、テープと一緒にすね毛が全部引き剥がされるという、拷問のような痛みを味わうことになるのである…

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