硫黄岳山荘で初めてのお泊り~八ヶ岳・硫黄岳(1)


7/29 美濃戸口~赤岳鉱泉~硫黄岳山荘

午前4時半、アルペン号(毎日新聞旅行社の毎日アルペン号)は、まだ薄暗い美濃戸口に到着。夜行バスで登山口まで来れるとは、便利なものだ。
道は濡れているが、雨はやんでいるようだ。見上げると、日の出前の空は鉛色の雲に覆われている。天気予報は芳しくない。なんとか午前中だけは降らないで欲しい。

職場の山仲間の夏合宿。
私は、夏山縦走には興味がないので、行きたいところを適当に決めてもらったら、美濃戸口~硫黄岳~赤岳~美濃戸口の八ヶ岳の定番周回コースとなった。
今回のメンバー5人のうち、2人は初めてのお泊り山行、当然八ヶ岳も初めてだ。硫黄岳から赤岳に続く絶景を見せてあげたいが…

170729美濃戸 登山口補導所

長野県では、長野県登山安全条例により登山計画書の提出が義務化された。すでにネット(ここ)で提出済みだが、登山口のポストにも提出しておく。

170729美濃戸山荘

美濃戸山荘の直前まで車で来れる。従って、ここから本当の登山が始まる。とはいえ、赤岳鉱泉に直接向かうルートは、しばらく林道を歩くことになる。

170729 赤岳鉱泉に向かう

沢沿いの道を粛々と歩く。傾斜はほとんどないので、公園の散歩みたいなものだ。でも、山は憂鬱な雲の中、湿度はほぼ100%で蒸し暑く、快適とは言い難い。せめてもの救いは、初めてのメンバーが元気に歩いていることだ。

170729 ヤマオダマキ

思った以上に花が少ない。
目につくのは、この地味なヤマオダマキとホタルブクロだけ。

7時半、赤岳鉱泉に到着。なんか、殺風景で記憶と違うな~、と思ったら、ここはいつも冬に来ていたので、雪のない赤岳鉱泉を見るのは初めてだった。
さらに、残念なことに、大同心、小同心など、主稜線の岩峰、岩壁は完全に雲の中で、全く見えない。これでは、奥秩父に来たのとたいした違いがない。

170729 キバナシャクナゲ

赤岳鉱泉から先は、ちょっと傾斜が急になる。
高度が上がるにつれて、キバナシャクナゲが見頃になった。

170729 赤岩の頭

赤岩の頭で一瞬、ガスが切れる。メンバーも、ここで初めて、高い山に来たことを理解した。なぜなら、夜行バスで来たので、八ヶ岳の山容を見ておらず、ずっとガスの中を歩いていたため、自分たちがどんなところにいるのか、全くわからなかったのだ。
はじめて3000m近い山に登ったメンバーは、斜面が絨毯のようなハイマツに覆われていることに、なぜかひどく感心していた。

170729 硫黄岳山頂

硫黄岳山頂。やっぱり何も見えませぬ。
30分粘ったけれど、結局何も見えませぬ。

170729 コマクサ

硫黄岳から硫黄岳山荘への道は、コマクサがちょうど見頃。
今日は、これが見れたから良しとするか。

170729 硫黄岳山荘

ガスで何も見えず、黙々と歩いていたので、今日の宿、硫黄岳山荘に11時半に着いちゃった。
はじめて山小屋に泊まるメンバーは、「山小屋」と言いつつも、ロッジかペンションのようなちゃんとした、きれいな宿泊施設であることに、感心しきり。
私は、トイレがウォッシュレットであることに感心しきり。

予約の時は、個室が満室で取れなかったが、大量のキャンセルがあったようで、個室をゲット。不幸中の幸いだ。
部屋に荷物を置き、小屋の中を見て回り、やることがなくなった。
まだ1時だが、仕方がないので、やむを得ず宴会を始める。
外は、その中を絶対歩きたくない、たたきつけるような土砂降りになった。早く小屋についてよかった。

長野県警の山岳救助隊の方々が、小屋に宿泊していて、夕食前に安全登山についての講話を受ける。
山岳救助隊の方とゆっくりと話ができるという、貴重な機会を頂いた。

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次回に続く)

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