月世界ってこんな感じ?~台湾・高雄の旅(3)


2/26 高雄駅~南岡山~月世界~高鐵台南駅~台北

前回の続き)

初めて台湾に来た時にその存在を知り、ずっと行ってみたかった「月世界」。地球の歩き方には載っていないが、台湾ではそこそこ有名な観光地のようだ。
遊歩道があるので晴れてほしいが、天気予報は曇り時々雨。

170226MRT油廠国小駅付近

まずはMRTの紅線に乗る。
高鐵左営駅を過ぎると、進行方向右手の内陸部に巨大な煙突の列が見えてきた。写真だとわからないが、広大なエリアに数えきれないほどの煙突が林立し、なかなかの眺めだ。
戦前は、日本石油の製油所だった、台湾中油の製油所らしい。製油所が内陸部の住宅地にあったら問題ではないかと思ったら、やっぱりもう稼働していないそうだ。

170226MRT南岡山駅

MRT紅線の終点、南岡山駅で下車。巨大な駅だが、ほとんど人はいない。駅前に巨大な広場があり、バス停がちょこっとある(バス路線はいっぱいある)。ここから月世界に行く、9時発の港都客運の紅70バスに乗る。本数が少ないのであまり選択の余地はない。

やってきたのはミニバス。そしてなぜか、このバス停に人はいないのに、途中のバス停で次から次へと人が乗ってきて、真っすぐ立っていられないほどギュウギュウになる。

170226月世界に到着

月世界に到着。でも「月世界」のバス停では下りてはいけない。次の「日月禅寺」で下りると、目の前が月世界の入り口だ。でもなぜだ?
すぐに怪しい砂の山?が見えてくる。

170226月世界は登山禁止

要するに、柔らかい泥岩が、雨風で侵食されてできた地形だ。砂場で山を作って、じょうろで水をかけると、こんなのができたっけ。
登高意欲をそそられるが、禁止である。あまりにももろすぎて登れないかもしれない。あのザラザラ斜面にしがみついたらかなりシュールな絵になりそうだ。

170226月世界の遊歩道

遊歩道があって、園内をぐるりと一周できる。ただし、崩壊により立ち入り禁止の区域があった。
それにしても、曇り時々雨の天気予報は完全にはずれ、雲一つない空に南国の太陽がギラギラと照り付ける。暑い。Tシャツでも暑い。

170226月世界の花

台湾はすでに花の季節だ。

170226月世界、山頂土雞城

月世界の名物は地鶏料理。周囲には地鶏を食べさせるレストランがたくさんある。そして、園内には2つあり、そのうちの一つ「山頂土雞城」に入った。
基本は、鶏1羽を頼む。半分ずつ違う料理にしてもらうことができるので、「三杯雞」(スパイシーな炒め物)と「鳳梨苦瓜雞」(パイナップル、苦瓜のスープ)を注文。ついでに空心菜の炒め物と炒飯。

170226 月世界 鳳梨苦瓜雞

「鳳梨苦瓜雞」。苦瓜の苦みがさっぱりとしたスープ。中華圏なので鶏の頭まで頂く。でもトサカはちょっと苦手。こうやって、料理に鶏の頭まで入っていると、人間は他の生き物を犠牲にして生きていることが実感される。日本でも教育のために給食でだしたらいいのに。

170226 月世界の月池のほとりから

山頂土雞城から坂を上りきると、月池がある山の頂上にでる。頂上から周囲の景色を見渡せば、崖が全部、月世界。このあたり一帯が泥岩に覆われているようだ。

高鐵台南行きのバス(高雄客運8042)に乗りそこなった。次のバスは1時間後。のんびりバスを待とうと、カフェあるいは茶屋を探すが、鶏料理屋しかない。仕方がないので、ぎらつく陽射しを避け、日月禅寺の軒下に座ってバスを待つ。

170226 高鐵台南駅

予約してた列車の出発20分前に高鐵台南駅に到着。コンビニであわててパンとコーヒーを買って改札に滑り込む。高鐵の駅はどこも同じようなつくりで面白みがないが、そっちのほうがコストがかからないのだろう。

台北行の列車に乗り込み、ほっとしてコンビニで買ったコーヒーを飲む…。紅茶だった。あわてていたので間違って買ってしまった。
高雄は晴れていたが、台北では小雨が降っていた。Tシャツの上に作業着を羽織るが肌寒い。2時間ほど北に移動しただけで、だいぶ気温が下がっている。

170226 台北點水樓 小籠包

台北でホテルにチェックインし、すぐに夕食にGO!
ちょっとお高めの小籠包の名店「點水樓」。まずは、名物の「バジル小籠包」と「トリュフ小籠包」、そして甕に入った紹興酒の古酒を頼む。
もぎゅもぎゅ…。まずくはないけど、普通の小籠包のほうがいいや。

170226 點水樓 アキレス腱と野菜の煮物

點水樓は、小籠包で有名だが、江浙料理を中心とする中華料理の店だ。小籠包の他にも様々な料理が楽しめる。これは、アキレス腱と野菜の煮物。ぷるぷるになるまで煮込んだ豚のアキレス腱が、甘辛く味付けされている。

170226 誠品書店 敦南店

前回に台北に来た時には、本屋に行く時間がなかったので、24時間営業している「誠品書店 敦南店」に行く。今、台北で最も知的でおしゃれなところらしい。
書店のビルにはいろいろなショップが入っていて、2階が書店になっている。ここで、台湾の若者が、そこかしこに通路に座って立ち読み?している。その台湾の皆さんをよけながら、店内をくまなく見て回る。文芸書が多いようだ。旅行書は少なく、山の本はもっと少ない。そして「接接在日本」(日本語訳「台湾から嫁にきまして。」)を買いたかったのだが、蔵書検索してもなかった。残念。
それでも、山の本やら温泉の本やら5冊買って戻る。

帰りのMRTの車内で、MRTの路線図を見ると、なんと!台北から桃園国際空港への路線が描いてある。なんだそれは?と思ってネットで調べると、現在、開業前の試験運転中とのことだ。一般人も先着順で乗れると書いてある。ぜひ、明日乗らなくては。

次回に続く)

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