塔ノ岳で体力測定~丹沢・塔ノ岳

3/19 大倉~塔ノ岳~鍋割山~くぬぎ山~寄

ここ3年ばかり、試験勉強で引きこもっていたので、山らしい山に行っていない。
しかし、全く行かなかったわけではない。

まったり沢(夏の日に楽しく遊ぶ~奥秩父・竜喰谷)とか、女の子たちとハイキング(桜の陣馬山)とか…

ダメダメだ!こんなんじゃ、ダメ山ヤになってしまう!

いや、もう完全にダメ山ヤかもしれない…
もしかして、もう山ヤですらないかもしれない…

そこで、かつてよく行った塔ノ岳で体力測定をすることにした。登山口の大倉から山頂までほぼ1000mなので、歩くペースを計るのにちょうどいい。
女の子とのハイキングを除いて、塔ノ岳を登ったのは、5年前(天気は爽快、足取りも軽い~塔ノ岳からシダンゴ山)。そのときは、写真を撮りつつ、途中で15分くらい休憩して、登頂にかかった時間は、1時間59分だった。

そこで今日の目標は、まじめに歩いて2時間とする。

渋沢から始発のバスに乗り、大倉に到着。
下から上までユニクロでばっちり決め(?)、装備はビバーク装備も含めた日帰り装備。
7:14ちょうど、登山届のポストの前からスタート。

大倉から登山口へ

天気は良好、春の日差しが暖かい。

塔ノ岳への登山道

わっしわっしと歩いてバスで来た人たちを追い抜く。始発のバスで来たので、すぐ人がいなくなるだろうと思ったが甘かった。歩けども歩けども人が切れず、すぐに前の人に追いついてしまう。なんでこんなに人がいるのだ。

1130m付近のベンチで休憩。あまりの暑さに、上着を脱いでヒートテック一枚になる。ヒートテックのハイネックは下着に見えないのが良い…

時計を見ると8:34。
ん!?もしかしてこれは…このままでは2時間を切れないのでは…?やばい!
慌ててザックを背負って、わっしわっしと歩き始める(小走り)。写真を撮っている暇はない。

金冷シの分岐から雪が出てきて滑る。階段で人が詰まって行列になっている。
時間がな~い。
後から雪を蹴散らしながらやって来る、物凄い形相のヒートテックの男に恐れをなして、みんな道を開けてくれる。数えきれないほど「すみません」と言った。

あ~、時間がな~い。最後の階段を猛ダッシュで駆け登る。苦しい~。

たどりついた塔ノ岳山頂金冷シから塔ノ岳

塔ノ岳の階段はこんな感じ。日陰は凍っていて滑る。

鍋割山への道から塔ノ岳

気を取り直して鍋割山に向かう。振り返れば雪に覆われた塔ノ岳。

雪解けの道

雪道も日が当たればこの通り。

鍋割山荘

鍋割山山頂に到着。ここにも大勢の人がいて、鍋焼きうどんを食べていた。みんな草原に腰を下ろし、海のほうを向いて無心に鍋焼きうどんを食べていた。モアイか?
さらに、途切れることなく人が登ってきて、鍋焼きうどんを注文している。

鍋割山から後沢乗越へ下る道も、団体のハイカーが次から次へと登ってくる。しばしば立ち止まってやり過ごす。
ここはもう、タイムトライアルには使えないな。

くぬぎ山山頂

くぬぎ山山頂。のんびりとお弁当を食べている人がいる。
後沢乗越からは人が減り、静かな山歩きができる。

くぬぎ山から寄への道

くぬぎ山から寄へは、単調な植林の中の道。ただ、前回来た時(ロングコース~丹沢主脈縦走)よりだいぶ整備されていた。

いくつもの鹿柵を越える。

宇津茂集落への道標

「寄」への道を示す道標が途中でなくなるのは前回と一緒。「宇津茂集落」目指して進む。
12:25、寄のバス停に到着。今日は時間が早いので、ビールは飲まない。

松田町健康福祉センター

寄からバスで新松田駅に行く。新松田駅から15分ほど歩いたところに「健康福祉センター」がある。
温泉ではないが(たぶん井戸水)、公衆浴場がある。
今日は暑かったので汗でびしょびしょ、気持ちよく汗を流す。ただ、石鹸はあるが、シャンプーが置いてないので要注意。

総括:山に行かないと、ダメ山ヤになる。

参考タイム
大倉 7:14-8:34 1134m 8:40-9:14 塔ノ岳 9:35-10:25 鍋割山 10:35-11:30 くぬぎ山 11:40-12:25 寄

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