さようなら、思い出のニュージーランド。~ニュージーランド、ルートバーン・トラック(11)

11/26 オークランド~成田

前回の続き)

帰国のために、朝食も取らずにオークランド空港に向かう。
オークランド発9:55、成田着16:55のデイフライトだ。

オークランド国際空港

早朝にもかかわらず空港は賑やか。
自動チェックイン機で、チェックインし、打ち出されたバッゲージタグをザックにくくり付ける。
荷物を預けるため、ザックを秤に乗せる。
“Oops!”
スタッフがつぶやく。重さは20.3Kg。制限を超えてしまった。
重たいものは手荷物に移したが、手荷物に入れられないワインとビールはいかんともしがたい。
しかし、スタッフは何事もなかったかのように、荷物をベルトコンベアに乗せ、OKと言った。
Thanks!

オークランド空港のキッシュ

チェックインが終わったので、ロビー2階のカフェで朝食。
キッシュを頼む。ニュージーランドでの留学から帰国する時に、クライストチャーチ空港で初めて食べたときから、キッシュが大好きだ。

オークランド空港

今日も雨だか晴れだかわからない天気。

思い出のつまったニュージーランドに再会する駆け足の旅だった。
毎日通ったクイーンズタウンの学校の建物のように変わっていないものもあった。でも、長い歳月の中で沢山のものが変わってしまったように思う。

さて、搭乗の時間だ。
さようなら、思い出のニュージーランド。

ニュージーランドエア、昼食

離陸してしばらくすると食事の時間。たぶん昼食。
ワインは4種類。もちろん全部頂く。

ニュージーランドエア、夕食

成田到着前の食事。たぶん夕食。
機内で試験勉強をしようと思っていたが、隣に座ったおばさんとずっと話をしていて、できなかった。
隣のおばさんは、エコノミークラスはつらいと、ずっとのたまっておられた。
輸入代理店を経営しており、いつもはファーストクラスしか乗らないそうだ。今回は、オークランドに住む娘からプレゼントされた航空券なので、仕方なく初めてエコノミークラスに乗ったとのこと。

私とは、住む世界が違う。
さて、日本はもう間近。私は私の住む世界に戻るときだ。

(ニュージーランド、ルートバーン・トラック 完)
足掛け、1年半にわたる超長期の連載、辛抱強く読んで頂いてありがとうございました。

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