頑張れ新生岳人!創刊号。

出版社がかわって、生まれ変わった岳人の創刊号。

書店で手に取ったその瞬間、

「かっ、軽くなった?」

どうも紙の質が変わったようだ。
 そして、ペラペラとページをめくって、記事のタイトルや写真ををながめる。

だんだん不安になってきた。
 出版社が東京新聞社からモンベルになった。
 他の山登り雑誌のようになって、山岳雑誌の骨が抜かれてしまうのではないかと心配だった。
 しかし、実際に手にとってわいてきたのは、逆の心配だった。

広告が少ない…
 よりマニアックな尖った雑誌になっている…
 この変化は歓迎だ、が、これは売れるのか…雑誌としてやっていけるのか…
 ファッション雑誌のような他の山登り雑誌に駆逐されるのでは…

さて、

特集は
 「世界の最高峰7つの物語」
 いいね。特に今山に行く時間のない私は、こういう読み物はうれしい。

そして、次の記事は
 「秘境探訪 ガンガラシバナ・ジッピ」

マニアックすぎるだろう…私はいいけど。

 「ヴァリエーションリポート 
   マウント・クレマンソー北壁登攀・滑降の軌跡」

かっこいい~。でもマニアックすぎるだろう。

こんなマニアックな記事が続く…。
 旧岳人とロクスノを混ぜたようになっている。

同僚の山ガールに見せたら、
 「コアですね~~」
 とのこと(そう言う言い方もあるのね。)

新ためて最初のページにもどる。
 岳人編集長の決起文「8つ目の決断-『新生・岳人』に寄せて」を読む。
 「『山のナショナルジオグラフィックを』を目指したい。」
 編集長の心意気が伝わってくる。

一方で、「事業の採算が取れるだろうか?」と経営者としての不安も吐露している。
 経営が軌道に載るには1万人の定期購読が必要だそうだ。

応援するぞ、頑張れ新生岳人!

新生岳人のサイトはここ
 「山岳雑誌『岳人』(岳人)|”岳(やま)”を愛するすべての人へ

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