さようなら岳人、岳人8月号・最終号


岳人8月号、今月号をもって、東京新聞社が昭和24年以降手がけてきた、岳人の出版を終了する。

記念すべき最終号の記事は…

特別企画「岳人100ルート」

4回にわたって連載された特別企画の最終号。
 今月もいいルートばかりだ。永久保存版だ。

特集 「岳人アーカイブス」

岳人の歴史をたどる特集。でも、ちょっと中身が薄い…

そして、私のお気に入りの連載、
 「登れ!いい山」、「沢登りの地平線」、「山岳写真家の持論」、などなど、
 残念ながら今月号が最終回。

なんか、すべてのページに、歴史ある「岳人」の終わりを惜しむ寂しさがにじみ出ている。

 登山ブームと言われ、数多くのハイキング、トレッキング雑誌が出版されているなかで、唯一、「山岳雑誌」とよべる本誌が終わってしまうのは残念なことだ。

それだけでなく、岳人にはさまざまな思い出がある。
 山を始めたときから毎月欠かさずに「岳人」を買い続けた。
 いつか自分もこんなところに行けたらいいな~、と憧れをいだいて特集記事を読んだものだ。

 そして、その岳人の取材を手伝うようになり、取材の写真を撮り、私の写真が特集記事のワンポイントとなることもあった。
 逆に取材のモデルとして山に行ったこともあった。
 バックナンバーをひっくり返せば、雪の壁を崩してなんとか平らな部分を作ってテントを張ったあと、そのテントの中で、疲れ果てながらも作り笑いで食事をしている若い私の姿がそこにある。

さようなら、岳人。

だが、まだまだ岳人は続く。
 来月から出版社がモンベルの関連会社に変わり、リニューアルして出版される。
 新しい岳人は、なにが変わって、なにが変わらないのかよくわからない。
 どうも、表紙が山ガールじゃなくなるのは、確かなようだが…

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