コリエンテスを経由してサルタへ~南米4ヶ国の旅(7)


8/28 プエルト・イグアス~コリエンテス

前回の続き)

7時に起きてシャワーを浴びる。打たせ湯シャワーは寒い。
 食堂でパンとコーヒーとオレンジ、そして昨日買ったカップスープとヨーグルトを食べる。ああ、野菜が食べたい。この国で普通に食事をしていると、ジャガイモ以外の野菜を食べることがほとんどない。

130828プエルト・イグアスの街路樹

今日は雲ひとつない天気。街路樹の花もきれいだ。初日の雨の街とは全く別の街みたいだ。

130828プエルト・イグアスの魚プエルト・イグアスの名物の魚たち。昨日食べたスルビは真ん中の魚。

130828プエルト・イグアスのバスターミナル

プエルト・イグアスのバスターミナル内。観光地のためか、とってもきれい。隣にはWiFiの使える大きなカフェもある。
 窓口で乗るバスを確認する。ここからコリエンテスまで行き、そこで乗り換えて、アルゼンチン北部の主要都市、サルタに向かう。最初のバスの終点はコリエンテスではなくて、ロザリオだそうだ。う~む、緊張するな。車内アナウンスはないし、バスの時間はめちゃくちゃだし、地名もなにもなく、これってバス停?みたいなところもいっぱいあるので、途中のバス停で下りるのは意外と難しい。念のためドライバーにコリエンテスに着いたら、私に声をかけてくれるよう頼んでおく(たぶん、忘れるだろうな~)。

130828コリエンテスへ行くバス。バスは3列ゆったりシート。フットレストの下に荷物を突っ込み準備完了。さて、ただいま9時半、コリエンテスに着くのが夜7時半、そしてサルタが明朝10時。長いバスの旅の始まり始まり。
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雲ひとつない青空の下、森の中の真っ直ぐな道をひた走る。ああ、気持ちのいいドライブだ。この道は来たときに走ったのと同じ道。来たときは窓ガラスがドロドロで景色がぜんぜん見えなかった。プエルト・イグアスはアルゼンチン領がブラジルに半島のようにちょっと突き出ている部分の先端なので、その付け根まで来た道を戻る。だいたい5時間くらいもどるのかな…距離感と時間間隔がおかしくなる。

130828ランチランチ。お菓子系だけでなく、キッシュがあるのがありがたい。このパンはあまりおいしくないが、マヨネーズをたっぷりはさむとそこそこいけることを学習したので、マヨネーズパンにして食べる。

130828コリエンテスへの車窓の風景

半島形状部分から脱して、森が終わると窓の外はこんな感じ。いかにもアルゼンチン。時々松林を見かけるが、ちょー規則的に木が並んでいるので、植林でしょう。

バスのビデオはシルベスタローンの古い映画のスペイン語吹き替えをやっていた。言葉がわからなくても意味がわかる。シルベスタローンの偉大さを初めて知った。やっと終わった、と思ったら今度はシルベスタローンの「コブラ」…。

130828蜃気楼

風がなく、照りつける日差し、低めの気温、見渡す限りの平原。こんなときは…と地平線に目を凝らす。あった、蜃気楼だ。自称蜃気楼評論家としては見逃すわけにはいかない。

単調な景色もあいまって、乗客の少ないバスにはけだるい午後の空気が漂っていた。バス停でもなんでもないところで、女子高校生らしき集団が乗ってくると、バスは活気付いたが、彼女たちが下りると再びけだるいバスに戻った。眠たいけど、乗り過ごさないように起きてなきゃいけない。

130828コリエンテスへのバスのおやつ?4時半ごろ食事が配られた。おやつかな?例のごとくマヨネーズパンにして食べる。

130828コリエンテスバスターミナル

照明が光り輝く大きなバスターミナルに到着。下りようとしている斜め前の女の子に、コリエンテスか?と聞いてみる。答えは”Si”。慌てて下りる。やっぱり乗務員は教えてくれなかった…。

20はあろうかというプラットフォーム、たくさんの人がバスを待ち、その間を物売りが人に声をかけながら歩く。活気に満ち溢れたターミナルだ。夕食にしようとターミナルを出ると…外は真っ暗で、タクシー乗り場が有り、そして通りをはさんで、小さな店と安宿がちょぼちょぼあるだけ。どうも街の中心からかなり離れているようだ。ターミナルへ戻ってスタンドカフェに席をとる。客も従業員もテレビのサッカーに釘づけ。ちょっと邪魔をして、ハンバーガーとカフェを注文する。十分以上またされる、が、出てきたものは想像を超えたものだった。四角いカリカリのバーンズに、肉汁たっぷりのパテ、とろけたチーズ。キュウリ、レタス、トマトもたっぷりはさまっている。うまい、アルゼンチンのハンバーガーがうまいなんて奇跡だ!思わず顔をあげると、店員はまたサッカーに釘付けだった。

早めにやってきたバスに乗り込み、座席の下に荷物を押込み、広いシートに体を沈めて、準備完了。車内の照明も暗いので、そのままうとうと寝てしまった。

130828サルタへのバスの夕食 突然、照明がつき、大音響の音楽がかって起される。ショ、ショータイムか?(なんの?)夕食だった。写真はパンと前菜。これに、煮た肉のゼリー寄せみたいな不思議なメインがついた。

食後に乗務員が何か言ってきた。耳を疑ったが寝酒はどうだと言っているようだ。バスには何度も乗っているが初めてのサービスだ!ウイスキーを頼んだ。彼は満面の笑みでこぼれそうなくらいウイスキーが注がれた紙コップを持ってきた。サービスしすぎだよ~。ストレートでこんなに飲んだらえらいことになる。飲みかけのミネラルウォーターのペットボトルに注いで、水割りを作って楽しんだ。たっぷりのウイスキーでいい気分になって寝る。

次回に続く)

参考

プエルト・イグアスからサルタへのバス
直通バスがないので、コリエンテスで乗り換える。2社の路線をまたぐが”Green Toad Bus”で通しで買える。

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