氷河トレック~アイスランド&グリーンランド(10)


8/7 スカフタフェットル~スヴィナフェットル氷河~ヨークルサゥルロゥン湖~スカフタフェットル

前回の続き)

120807アイスランド、グリーンランドの旅・アイスランド最高峰のクヴァンナダルスフォニュークル

目が覚めてテントからはい出る。空は晴れわたり、氷河の先にドーム上の頂が見える。あれがアイスランド最高峰クヴァンナダルスフォニュークルだ。あ~あ、あれに今日登るはずだったのに…。気を取り直して朝食をつくる。日本から持ってきた干し椎茸をつかったキノコクリームパスタだ。なかなかうまい。しかし、今日から3日間、朝食はずっとこれの予定…。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・氷河トレックへ出発

ツアー会社のオフィスに集合し、ピッケルとアイゼン、ハーネスを借りてツアーバスに乗り込む。車内でランチのサンドイッチと牛乳が配られる。昼食は出ないって書いてあったから行動食に羊羹を持ってきてあったのだが。そして不幸なことにまたあのフランス高校生の団体といっしょ。うるさ~い!

120807アイスランド、グリーンランドの旅・スヴィナフェットル氷河を目指す

20分ほどバスにゆられ、スヴィナフェットル氷河のモレーンの台地の上にある駐車場に到着。陽射しが強く日焼け止めを塗りたくる。気温は10度くらいだと思うが、ヒートテックを着ているので暑い。そこでフリースを脱いで必殺、上は下着(ヒートテック1枚)だけ戦法。ちょうどいいや。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・GPS観測装置氷河に踏み込むなりガイドさんの解説が始まる。これは氷河の移動速度を測るためのGPS測定装置。ガイドさんの解説は氷河にとどまらず、地球温暖化、プレートと火山の関係や、例のごとく地熱発電へと広がってゆく。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・氷河の泉

氷河の上には水溜りがあり、川が流れているのは知っていた。しかし、なんと氷河のど真ん中に湧き水まであった。川や水溜りの水は飲まないほうがいいが、湧き水は飲んでいいとのこと。さっそく飲む。うお~冷たい!(あたりまえ)ミネラルたっぷり感の味だ。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・氷河から振り返る

氷河に取り付いて1時間。だいぶ登ってきたな~。振り返れば後ろはどろどろの氷河湖&例の黒い平野。昔はこの氷河の末端は海までのびて道路がつくれず、交通の難所だったそうだ。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・氷河トレック

セラック帯目指してグイグイと高度を上げる。氷河の取り付きは氷は硬いものの、結晶がザラメのように荒くアイゼンで楽に引っかかった。しかし、高度を上げるにつれ、氷はより硬く結晶はより緻密になり、アイゼンに慣れてない人は、へっぴり腰になるようなところがあった。それにしても暑い。登ると暑い。あまりの暑さに、褒められたものではないが手袋を脱いでしまった。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・セラック帯の手前まで登る

セラック帯が始まるギリギリまで登った。いたるところに溝があり川になっている。それが滝になっているところもある。水が流れるザーザーという音がする。さらにそれどころか、足元の氷の下から「ボコン、ボコン」と太鼓を叩くような音がすることもある。おっかないな~。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・クレバスに石を落とす氷河の上では氷の割れ目、クレバスに注意。ガイドさんが人の頭ほどの石を穴に放り込むと、無音…と、5秒ほどして「ガボ~ン」。ガイドさんは「落ちたらザイルで助けてあげるよ」と言うけれど、そのザイルは50mしかない。だいたい、落ちたら氷河の底を流れる川にさらわれてしまうのでは…
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氷河のテラスでランチをとり、来たルートをそのまま引き返す。それにしても氷河の上の川はなんでこんなに蛇行するのだろう。

120807アイスランド、グリーンランドの旅・氷河トレック終了

4時間ほどの氷河トレック終了。フランス高校生とバスに戻る。高校生は疲れたのかすっかり静かになっているが、私は今日は10時間歩くつもりだったので全然物足りない。それにしても暑い…。

次回に続く)

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