唐桑ありがとう、そして、いつまでもお元気で!~唐桑復興祭参加


3/18 横浜駅~気仙沼市・唐桑半島~横浜

1月に牡蠣養殖の漁師さんのお手伝いをした唐桑で、復興感謝祭が開かれる。ぜひ行きたい!と言うことで、また神奈川災害ボランティアネットワークの弾丸バスツアーに参加する。

前回の「弾丸ボランティアバス」をまだ読んでいない方はこちらを先に。

120317唐桑復興祭・横浜駅雨の横浜駅から夜行バスに乗る。明日の天気予報は曇り時々雨。せっかくのお祭りなのに天気は大丈夫だろうか…
120318唐桑復興祭・道の駅川崎で時間調整6時に道の駅川崎に到着。ここで朝食&時間調整。天気は濃霧…
 洪水の水位を示すポールがある。ここもたびたび自然災害に襲われてきたようだ。

120318唐桑復興祭・復興際会場

未だに市街地に船が打ち上げられたままの気仙沼市街を通って、祭り会場の唐桑にやってきた。既に会場設営は進んでいて、バスを下りてあわててお手伝いを始める。

このお祭りは「唐桑養殖業復活感謝祭」と言う。前回も書いたが、唐桑は牡蠣をはじめとする、日本有数の養殖漁場であったが、津波によりほぼ壊滅した。しかし、漁師さんの並々ならぬ努力、日本、世界からの支援により、最も復興が進んでいる地域となった。今日はこの関係者各位の労をねぎらい、復興を祝うお祭りだ。

今日はそのお祭りのお手伝いをするボランティアであると同時に、復興に関わった招待者として参加する。

120318唐桑復興祭・ワカメ詰め放題いろんな出し物がある。これはワカメの詰め放題。唐桑のワカメは肉厚で絶品。

120318唐桑復興祭・牡蠣やホタテを焼く

焼牡蠣、ホタテ焼の試食。炭のコンロを並べて、漁師さんたちが取れたての牡蠣やホタテを豪快に焼く。磯の香りが会場いっぱいに広がる。う~ん、たまらん。

120318唐桑復興祭・超美味焼牡蠣

すすめられるままに焼きたての牡蠣を手に取る。ひとつ数百円するという超高級な唐桑の牡蠣。焼牡蠣なのに身が縮まず、肉厚の身がプルンプルンしている。何もつけづそのまま口へ。身が大きいのでほお張るようにして噛む、すると中からジュワーと口の中に海が広がる。あ~うめ~、こんなうまい牡蠣食ったことない~、さいこ~!来てよかった~!

120318唐桑復興祭・超美味ホタテ焼次はホタテ焼。厚さが普通スーパー見るホタテの3倍くらいある。青森の市場で買ったホタテより、さらにひと回り大きい。これも口にほお張る。もぎゅもぎゅ。あ~、これもうめ~!こんなうまいホタテ食ったことない~!よく、ホタテの旨み、と言うが、この旨みが貝柱から舌からヒモからすべてに濃縮されている。
120318唐桑復興祭・激うまワカメのシャブシャブあまり食べると地元スーパーの牡蠣やホタテが食べられなくなるので、ほどほどにする。
 そして次は、ワカメのしゃぶしゃぶ。うんうん、前回と同じ味。シャキシャキしてワカメの味がしっかりする。うまい。これもあまり食べると、他の紙くずみたいなワカメが食べられなくなる。
120318唐桑復興祭・冷たい三月の三陸の海食べてばかりじゃないよ。会場の駐車場で交通整理。午前中には地鳴りを伴った地震があり、みんな海を見つめた。午後3時近くなると海から冷たい風が吹きつけ、波が高くなってきた。あの日はもっと風が強く、もっと寒く、もっと波が高かったはずだ。この海で犠牲になられた方々を思い、みんな海を見つめた。
120318唐桑復興祭・崎浜大漁唄込会場のステージでは唐桑の伝統芸能・崎浜大漁唄込が披露された。ボランティアも飛び入りで、地元の方々と一緒に櫂を打つ。
 神奈川のボランティアたちは、バスの中で練習した神奈川ボラバスのテーマソング「笑顔に会いたい」を、女性デュオ「Arearea」とともに地元の方々の手拍子に合わせて歌った。
120318唐桑復興祭・さようなら、ありがとう唐桑の皆さん別れの時間。あわてて生ワカメ2kgと干しワカメ1kg、地酒を買ってバスに飛び乗る。我々は一足早く会場を後にする。会場にいたすべての方々がバスに駆け寄って、笑顔で手を振ってくれる。みんなの笑顔を見て思う。いろんなことがあったけど、ボランティアをやっていて本当に良かった、と。

唐桑の養殖業では、復興のめどがついたため、近々ボランティアの受け入れは終了する。なので、もうここにボランティアで来ることはない。私の養殖のお手伝いはたった1回だけど、多くの人の努力が実を結んだその場所にいて、一緒に喜びを分かち合えて、こんなにうれしいことはない。ありがとう唐桑の皆さん、多くの支援者の皆さん。そして、さようなら唐桑、たぶんこれからも大変なことはいっぱいあると思うけど、いつまでもお元気で!

そして、陸前高田で、大槌で、釜石で、同じ笑顔が見れるように活動を続けていこうと思う。

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