土砂降りの九份~台湾の旅(2)


3/9 成田空港~台湾桃園国際空港~台北~九份~台北

前回の続き)

120309九份・基山街

建物の合間に滑り込むように、九份のメインストリート基山街に入る。石畳の路地の両側には土産屋や飲食店が軒を連ねる。日本の大正時代を思わせるすごいレトロな感じ。道はちょっとしたアーケード街のように見えるが、見えるだけ。両側店の軒が道を覆っているものの、アーケード街のように完全に屋根にはなっていない。なので容赦なく雨が吹き込む。傘をさしたり畳んだり忙しい。

120309九份・阿蘭草仔か「阿蘭草仔粿」というお店。「草仔粿」とは草餅のこと。かなり賑わっていたので、試しに4種類ほど買ってみる。

かなり柔らかく、餅というよりスライム?小豆の餡子はすぐにわかった。あとはおしんこ?そして…スパイシーなタロイモ餡。最後のは…芋のようだが、自分が何を食べているのか分からなかった。

120309九份・シューチールー

ここが有名な豎崎路。なぜ有名かと言えば、ベネチア国際映画祭で金獅子賞をとった「非情城市」という映画の舞台になったため。「非情城市」自体は見たことがないのだが、2・28事件前後の暗い時代を描いた映画と聞いている。2・28事件とは大陸から渡ってきた国民党政府が、もともと台湾に住んでいた人々を弾圧し、3万人近くの人々を虐殺したとされる事件。だから今でも台湾には中国が嫌いな人が多いのだ。

120309九份・茶館土砂降りの雨に耐えかねて映画にも登場したという茶館に避難。びしょびしょになったカメラを拭きながら、阿里山の甘い香りのお茶を頂く。とてもムーディーな場所だが、隣ではここの子と思われる子供が大騒ぎしている…

120309九份・シューチールー2

お茶を飲んでいる間にすっかり暗くなった。疲れたから台北に戻って、ご飯を食べてさっさと寝るか。

120309九份・シューチールー3

九份のバス停に向かって豎崎路の狭い階段を下ってゆく。すぐに観光客はいなくなり、バシャバシャという雨の音しか聞こえなくなる。ああ、私のかつてゴアテックスだった完全透水性のトレッキングシューズは完全に中がグチュグチュだ…寒い。

九份のバス停で列をなしてバスを待つのは日本人ばかり。まるで日本にいるみたいだ。台北に戻るバスに乗るつもりだったが、あまりの寒さに先に来た基隆行きのバスに飛び乗ってしまった。外は真っ暗で土砂降り、バスの窓ガラスは完全に曇っている、そして車内アナウンスはない。それなのに現地の人はブザーを鳴らして下りて行く。どうやって分かるんだろう?

120309基隆・基隆駅終点基隆到着。基隆は港町で、その夜市はシーフードで知られている。そこで夕食にしようかと思ったが、もう屋根の無い所は歩きたくない感じ。真っ直ぐに駅に向かい、台北に行く列車に乗った。ここでも悠遊カードが使えた。

120309台北・MRT車内にて

台北駅から中山駅までMRTに乗る。歩いても行けるけど、もう面倒。MRTのつり革は低い。

120309台北・青葉夕食は台湾料理のレストラン「青葉」。台湾料理としてはやや高めだが、いかにも高級店といった感じで落ち着いて食事ができる。お客は日本人のビジネスマンが多いらしい。
120309台北・青葉のカラスミ炒飯メニューを見ながら欲望の趣くままに注文する。豚の角煮、蛤と木耳のスープ、空芯菜の炒め物、そしてカラスミ炒飯にビール。文句なしにうまい。食べ過ぎて苦しい。台湾に来るといつもこれだ。
120309台北・メロリってなに?ホテルは歩いてすぐ、と、なんだ「メロリ」って?

参考

九份~基隆のバス
51元、所要時間は1時間弱。基隆は終点なので安心して乗っていられる。
基隆~台北
台鉄の区間車(各駅停車)で41元、およそ40分。
台湾料理・青葉
http://www.aoba.com.tw/

次回に続く)

コメントを残す