義援金還付申告覚え書き


特定の団体に対して寄付を行った場合、確定申告すれば払った税金がいくらか戻ってくる。これを「寄附金控除」という。

私はサラリーマンなので源泉徴収だから、寄付をしても申告の手間が面倒で、今まではほったらかしにしておいた。しかし、東日本大震災で送った義援金は額も額なので無視できない。その上、すでに還付をあてにしてデジカメを買っちゃったし…。と言うことで寄付金控除を受けるための還付申告をすることにした。

義援金に関する所得税と住民税は国税庁「寄附金・義援金」、総務省「ふるさと寄付金など個人住民税の寄付金税制」にまとめて説明されているので、これを読めば原則すべてOK。でもリンクがあっちこっちに張ってあったりして分かりにくいところもある。

☆対象となる義援金

地方公共団体や日本赤十字社、そして認定NPOなどへの義援金。私はすべて地方公共団体なのでOK。

☆戻ってくる金額

所得税は、

(寄附金額(総所得金額等の80%を限度) - 2,000円) × 所得税税率

なので、金額が大きければ、ざっくり寄付金×税率だけ戻ってくる。

さらに、地方公共団体への寄付なので、「ふるさと寄付金」に相当して、

1. 基本控除=(寄付金額-2,000円)×10%

2. 特別控除=(寄付金額-2,000円)×(90%-所得税率)

3. 控除合計 = 1 + 2

が翌年の住民税から税額控除(この金額だけ税金をまけてもらえる)される。これはでかい。額によっては、所得税控除とあわせて、寄付金額-2000円が戻ってくることになる。ただし、

* 寄付額は総所得金額等の30%相当額まで

* 特別控除の金額は、個人住民税所得割額の10%まで

なる制限があるので、寄付金が多くなると戻ってくる割合が少なくなる。しかし、寄付をしてもこれだけお金が戻ってくると、実質的にいったい誰が寄付したのだかわからんな…

☆申告方法

国税庁のホームページに、WEB上で申告書を作成してプリントアウトできるシステム「平成23年分 確定申告書等作成コーナー」がある。これがとても使いやすいので、これで申告書を作成して税務署に送ればいいだろう。その前に、ここを読んでおこう。またここにある「所得税の確定申告の手引き(確定申告書A用)PDF」をざっと眺めて確定申告のお勉強をするのもいいかも。

書類の作成に必要なものは、源泉徴収票(サラリーマンだから)、寄付金の受領書(金融機関での払い込みの受領書&自治体のホームページ(例えば岩手県はここ)の写し。

あとは作成コーナーの指示に従って必要な項目を埋めていけば、所得税控除も、住民税控除もきちんと記入された申告書ができあがる。最後にすべてプリントアウトし、源泉徴収票と受領書を台紙に貼り付け(枚数が多いのですごいことになった…)、チェックリストに従って、あて先を書いた封筒に書類を入れて投函すればいい。

たぶんこれでいいはず。私もこれから投函するので、不手際なく処理が行われるかはまだ不明。

では皆さんもお早めに。

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