花咲く八ヶ岳~八ヶ岳・赤岳(2)

6/5 赤岳天望荘~赤岳~行者小屋~美濃戸

前回の続き)

110605赤岳天望荘の餅つきの準備昨晩は風が強く、一晩中、ビュービューと風の唸りが聞こえていた。朝起きるとやっぱり風が強く、おまけに濃いガス。おそらく西よりの湿った風が稜線に当たり、八ヶ岳が雲の帽子をかぶっているのだろう。
 小屋の前には、開山祭のイベントの餅つきの準備がされている。が、もう出発しなくては。



110605ガスの赤岳山頂

風よけに着たゴアアマを強風でバタバタいわせながらガレの急斜面を登ると、そこは赤岳山頂。もちろん何も見えない。

110605賑わう行者小屋予定では阿弥陀岳に行くつもりだったが、この天気では誰も行きたがらない。そこで濡れた岩と長い階段の文三郎尾根から行者小屋に下る。こんな天気でも続々と登ってくる人で行者小屋は賑わっている。



110605ホテイラン

阿弥陀岳をカットしたので時間はたっぷりある。このまま駆け足で美濃戸へ下るのはもったいない。下るにつれて道端の花がどんどん多くなる。そこで足元をキョロキョロ眺めながら花の写真を撮りつつ下ることにする。

これはホテイラン。そこそこめずらしいらしい。

110605コミヤカタバミ

これはコミヤカタバミ。まあまあどこにでもあるらしい。ここでも森の中の地面を絨毯のようにおおっていた。

ゆっくり下山したが、昼には美濃戸に下りてしまった。温泉に入って、南諏訪インターそばの「ペチカ」(ボリューム満点)で食事して早々に帰京する。

(八ヶ岳・完)

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