潮が引き道が現れる蓬莱海岸~小笠原諸島の旅(8)


5/3 沖港~蓬莱根海岸~小富士~南崎~沖港

前回の続き)

110503小笠原母島南線母島を堪能するために数々のビーチを訪ねつつ最南端まで歩いていこう。9時に一本しかない都道を南に向かって歩き始める。1日に2回、乗り合いタクシーが都道終点まで走っているが、ビーチでのんびりするには時間が合わない。
 天気は霧。でも蒸し暑い。おまけにアップダウンも激しい。トレッキングシューズからサンダルに履き替え歩き続ける。

110503小笠原母島メグロ

道の両側はほとんど森。メグロが飛び交っている。地球では母島にしかいないが、母島ではどこにでもいるメグロ。メグロだけでなく青いムクドリなどたくさんの鳥が鳴き、飛び交っている。そして、グリーンアノールも道端をはいまわっている。

110503小笠原母島南先遊歩道の入り口

1時間弱で南崎遊歩道の入り口に到着。霧が切れ、青空が見えてきた。

110503小笠原母島森の中の南崎遊歩道

遊歩道に突入。そこはうっそうとした森に囲まれた山道。あわててサンダルからトレッキングシューズに履き替える。鳥の声はますます賑やかで、水場では何羽ものメグロが水浴びしていた。

110503小笠原母島南崎遊歩道に花が落ちている

道に白い花が落ちている。島の固有種?花の咲く木を探して上を見上げるが、なぜかどこにも見当たらない。

110503小笠原母島万年青浜

遊歩道を歩き始めてすぐに万年青浜(おもとはま)。この岬の周りがシュノーケリングポイント。この展望台からも澄んだ海に魚が泳いでいるのが見える。

110503小笠原母島南崎遊歩道の唐茄子海岸への道標この遊歩道は立派な道標が各所に整備されているが、なぜか唐茄子海岸への道標は朽ちている。パンフレットに解説もない。これは行ってみなければ。

110503小笠原母島唐茄子海岸

時に藪に消える沢筋の踏み跡をたどり、蜘蛛の巣に引っかかりながら、およそ10分で海に出た。ゴツゴツとした黒い岩場に挟まれた、波の荒い男性的な海岸。母島の海岸はそれぞれとても個性的だ。

110503小笠原蓬莱根海岸

唐茄子海岸の次は、本日の目的の一つ、誰もがぜひ行くべきと言う蓬莱根海岸に到着。ここには、潮が引いたときだけ道が現われ、陸とつながる島、蓬莱根があるという。今は11時。干潮は正午過ぎなので、もう十分潮は引いているはずだが…島はいずこ?

110503小笠原母島蓬莱根が見える

右側の崖沿いに濡れた磯を歩き、岬を回りこむと真っ白な砂浜で陸とつながれた島が見える。あれに違いない。

110503小笠原母島蓬莱根海岸の潮溜まり

磯の潮溜まりをのぞいてみる。小さな潮溜まりにもシャコ貝、珊瑚、蟹、ギンポとたくさんの命があふれている。

110503小笠原母島蓬莱根のビーチ

崖に沿って歩き、蓬莱根のビーチになんとか到着。確かに潮が引けば歩いていける。ただし、滑る。滑ったら海にドボン。そして、打ち寄せる波しぶきがかかる。波が引いた瞬間を狙って一気に渡る。なので、濡れてもいいようにして行くべき。

浜はパウダーのように細かい珊瑚砂。時を忘れた高角砲(たぶん)の残骸が波打ち際に静かに横たわる。パラダイスってこんな感じ?靴を脱ぎ、のんびりとおにぎりを食べる。

110503小笠原母島蓬莱根のシャコ貝1

蓬莱根のビーチの向こうには、岩に囲まれたプールのような穏やかな浅瀬が広がる。バシャバシャと膝まで水に入り海の中をのぞく。なぜかシャコ貝がそこにもここにもあちこちにいる。不思議な色をしてるな~。

110503小笠原母島蓬莱根のシャコ貝2

こちらのシャコ貝は目が覚めるような青。他にも色々。なんでこんなにいろんな色なんだろ~。
次回に続く)

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